ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

「リボルバー」(ガイ・リッチー監督)

2008-10-23 | Weblog
キャスト:ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタ、ヴィンセント・パストーレ、マーク・ストロング

評価:

コメント:先日10歳年上の奥さんであるマドンナと離婚したばかりのガイ・リッチー監督作品。この人の作品は粗筋が複雑で途中で眠たくなるのだが、この映画もやはり途中で眠くなる…。こういうのはむしろ小説とかにしたほうがメディアとしては適しているような気がする。「ゲームには仕掛け人とカモがいる」というテーゼをふりかざして、7年間の刑務所生活を終えてでてきた主人公。さらにその2年後に大成功して、かつて「はめられた相手」の店に乗り込んでいく…という設定だが…。
 「最大の敵は思わぬところに隠れている」(ジュリアス・シーザー)
 「戦争回避は敵を利するのみ」(マキャベリ)
 「小さな問いが成功を左右する…オレが得られるものは何か」
 「長話は相手を利するだけ」
 「思考はすばやく、標的は大きく」
 「上達する唯一の方法は強敵との勝負」(「チェスの基本」)
 「投資した金は守れ」
 各種の箴言をもとにどんどん粗筋が展開していき、「衝撃のラスト」…といいたいところだが、大体途中で気がつく観客は気がつく。ジェイソン・ステイサムもレイ・リオッタも「カモ」にされて「手の内の広い仕掛け人」のカテゴリーの中だった…というわけだが…。
 そもそも粗筋が面白いのかどうかも疑問な映画でキャストはだれでも良かったのではないかとも思うほど。ちょうどチェスのコマが動くようにキャストが動いているだけなので、なんとなく今後ガイ・リッチーの作品を見るときにはかなり用心が必要な気も…。もっともこういう世界が好きな人がいることも否定はできないが…。

ストーリー:かつてラスベガスで店舗を構えるマカにはめられたジェイクは、独房で7年間を過ごし、独房の中で天体物理学理論などの本を読破。さらにチェスとペテンは危険な組み合わせだとして独特の成功哲学を確立して出所する。大成功をおさめてマカの店にリベンジにくるが、帰宅途中にマカの配下の殺し屋に殺害されそうになるところを見知らぬ男性に助けられ…。

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