キャスト:松田龍平、三浦由衣、韓英恵、松嶋初音、安藤輪子、内田春菊、北見敏之、光石研、市川実和子
評価:☆☆☆
コメント:「日本家屋の不気味さ」ってやはりある。昭和30年代と思しき家屋の中を宙に浮いた白い服の女性がゆっくり飛ぶとこんなにも怖いものか…と実感。「世の中のすべてが怖くなったから傷つけたくなるんだ」というセリフに日本社会の今にも通じる「ドライさ」を見る。「呪怨」も日本家屋の不気味さを追求しているが、階段の独特の傾斜や襖といったなんでもない造りにどきどきする。そしてオートセキュリティのマンションであってもその「怖さ」が継続していることも…。最初の惨劇が起こる学校の授業では「蜻蛉日記」の授業が背後に流れているなど演出効果はやはり天才塚本晋也。そして「夢」を題材にしているとあってテータム・シンの「ザ・セル」にもインスパイアされているような不思議な画面が展開するのも面白い。役者では、ウーパールーパーみたいな独特の「目」が印象的な市川美和子が好演。
ストーリー:「怖がりの菊川」を閉じ込めたあと、女子高生ユキエはその夢を繰り返し繰り返しみてうなされる。そして命の危険すらも感じるようになったユキエは悪夢探偵を訪ねるが…。
評価:☆☆☆
コメント:「日本家屋の不気味さ」ってやはりある。昭和30年代と思しき家屋の中を宙に浮いた白い服の女性がゆっくり飛ぶとこんなにも怖いものか…と実感。「世の中のすべてが怖くなったから傷つけたくなるんだ」というセリフに日本社会の今にも通じる「ドライさ」を見る。「呪怨」も日本家屋の不気味さを追求しているが、階段の独特の傾斜や襖といったなんでもない造りにどきどきする。そしてオートセキュリティのマンションであってもその「怖さ」が継続していることも…。最初の惨劇が起こる学校の授業では「蜻蛉日記」の授業が背後に流れているなど演出効果はやはり天才塚本晋也。そして「夢」を題材にしているとあってテータム・シンの「ザ・セル」にもインスパイアされているような不思議な画面が展開するのも面白い。役者では、ウーパールーパーみたいな独特の「目」が印象的な市川美和子が好演。
ストーリー:「怖がりの菊川」を閉じ込めたあと、女子高生ユキエはその夢を繰り返し繰り返しみてうなされる。そして命の危険すらも感じるようになったユキエは悪夢探偵を訪ねるが…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます