ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

結婚適齢期(ナンシー・メイヤーズ監督)

2007-12-31 | Weblog
ストーリー;60歳を過ぎて会社を経営するハリーは30歳以下の女性には興味がない。オークションで知り合ったマリン・バリー(アマンダ・ピート)と一流別荘地ハンプトンで週末を過ごそうとしていたが‥
出演;ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーブス
コメント;ハンプトンといえば超一流の別荘地でロバート・デ・ニーロやスティーブン・スピルバーグなども別荘をもっている。冒頭でハリー・ランガーが「このあたりに別荘地があるなんて金持ちに決まっている」と断言するのはそうした土地柄ゆえ。ダイアン・キートンといえば個人的には「アニー・ホール」を思い出すのだが、「ゴッドファーザー」のダイアン・キートンの方がとおりがいいらしい。コメディではあるが、セミヌードを披露するなど力の入った演技である。ジャック・ニコルソンも役にはまりこむタイプだが、こうしたベテランの中でキアヌ・リーブスが36歳の外科医の役をさらりとこなしているのが印象的だ。「ギフト」では悪役、「から騒ぎ」でも悪役とイメージの固定化を避けようとしていたときに「マトリックス」シリーズが大ヒットしてしまったのは長い目でみていいことかどうかわからない。ただともすれば「熱演」の狭間で埋もれてしまいそうな役をきっちりこなしたところがこれからのさらなる成長を期待させてくれる。ただ単にタクシーに乗り込むときの横顔だけで「何か」を演じきるというのは貴重な役者だし、それに肌の若々しさなどが逆に36歳よりも若くみえるという美男子ぶりだ。現代はsomething's gotta give‥「なんとかしなくちゃ」みたいなものか。いまひとつ笑えないシーンが個人的には続くのだが、まあまあ楽しめることは楽しめる。


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