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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

豚インフルエンザ

2015-12-11 08:30:59 | 研究
イラン南東部の2州で、「豚インフルエンザ」と呼ばれるH1N1型インフルエンザが流行し、過去3週間に33人が死亡したそうです(AFPBB NEWS)。Kerman州で28人、Sistan Baluchistan州で5人が死亡し、感染は今後、首都Tehranなどの地域にも広がる恐れがあるそうです。Kerman州では600人近くが入院、3週間前に微量のH1N1型ウイルスが検出され、Kerman州が感染拡大を報告した最初の州となったそうです。H1N1ウイルスは2009年、メキシコと米国での発生をきっかけに大規模な流行に発展したそうです。世界保健機関(WHO)は2009年6月、世界的大流行(パンデミック)を宣言。同宣言は翌10年8月に解除されたそうですが、214か国で約1万8500人が犠牲になったそうです。

クジラの大量死

2015-12-10 08:30:12 | 研究
チリ南部パタゴニア沿岸部の人里離れた海岸で300頭以上のクジラが打ち上げられているのが確認されたそうです(AFPBB NEWS)。これまでで最大規模の大量死事象とみられるそうです。クジラの死骸は、同国の研究施設「Huinay Scientific Center」の科学者らが発見。研究者らは4月、首都サンティアゴの南方約2000キロの入り組んだ海岸に20頭のイワシクジラが打ち上げられて死んでいるとの報告を受け、現地調査を開始。しかし6月に上空からの地域観測を行った際、事象の規模がより大きいことが判明したそうです。骨も含めると、その数は少なくとも337頭に上ることがわかったというのです。今回の大量死は、同様の事象としては、これまでに知られている限り最大規模であるとされ、今後、資金提供した科学誌National Geographicに詳細が掲載されるそうです。クジラの死骸には外傷がなく、ウイルスまたはプランクトンの異常発生で起きる「赤潮」が大量死の原因とも考えられるそうです。

砂糖の取りすぎを警告

2015-12-09 08:30:26 | 研究
英国Londonの国会議事堂前に、砂糖摂取量削減の必要性を国民に啓発するため、砂糖でできた像が設置されたそうです(AFPBB NEWS)。11月30日に公表された下院保健医療特別調査委員会の報告書は、David Cameron首相に対し、子どもの肥満に対処するため、迅速な行動と「砂糖税」の支持を促しているそうです。

塩分多いメニューに警告表示義務付け

2015-12-08 08:30:10 | 研究
米国New York市が、心臓病対策の一環として、飲食店に対して全米で初めて、1日当たりの推奨摂取量を上回る塩分を含むメニューには警告表示を載せるよう義務付けたそうです(AFPBB NEWS)。規制の対象となるのは、全米で15店舗以上をチェーン展開している飲食店で、ナトリウムの含有量が2.3グラム以上のメニューの横には、塩入れのイラストの警告マークを表示しなければならないそうです。さらに、ナトリウム摂取量が多いと心臓病と心臓発作のリスクを高める可能性があるという警告文も載せなければならないそうです。レストランチェーンは、今回の規制に90日以内に従わなければならず、3月1日からは違反した場合には200ドル(約2万5000円)の罰金が科されるそうです。この条例は、健康的な生活を推進する公衆衛生上の取り組みの新たな一例で、同市による先駆的な禁煙条例は世界各国で採用されているそうです。

妊娠中の脂質摂取が・・・・・

2015-12-07 08:30:22 | 研究
妊娠マウスがオメガ6過多/オメガ3欠乏飼料を摂取すると、生まれてくる仔マウスの脳(大脳新皮質)の神経細胞の数が減少するとした研究論文がStem Cellsに掲載されたそうです(財経新聞)。油は脂肪酸という物質から構成され、多価不飽和脂肪酸は主にオメガ6とオメガ3に分類され、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA) などが知られています。その摂取バランスはオメガ6:オメガ3=4:1程度が理想とされているそうですが、多くの国々において、大豆油などの摂取の増加や魚介類などの摂取の減少に伴い、25:1にまで達しているそうです。今回の研究では、妊娠マウスにオメガ6過多/オメガ3欠乏飼料を与え、その仔マウスの大脳新皮質を解析した結果、仔マウスの大脳新皮質の厚さが薄くなっていること、脳を構成する様々な細胞を生み出す神経幹細胞の数は変わっておらず、実際に脳機能を担う神経細胞の数が減っていることが明らかになったというもの。さらに、この原因を探るため、仔マウスから神経幹細胞を培養し、どのような細胞が生まれてくるかを解析したところ、オメガ6過多/オメガ3欠乏飼料を摂取した仔マウスの神経幹細胞は神経細胞を生み出す能力が低下しており、その分アストロサイトという神経細胞の補助をする細胞が多く作られていたそうです。そして、これによりオメガ6過多/オメガ3欠乏飼料が神経幹細胞の細胞産生能を神経細胞からアストロサイトへ偏らせることが分かったそうです。また、このような脳形成異常が情動に与える影響を調べるため、生後10日目以降、オメガ6過多/オメガ3欠乏飼料を与えていたマウスにも標準的な飼料を与え、仔が成体になった後に不安行動を解析した結果、胎生期にオメガ6過多/オメガ3欠乏飼料を投与されていた仔マウスは過剰な不安行動を示すことも分かったそうです。生後の早い時期から成体に至るまで標準的な飼料を食べたにも関わらず、仔マウスがこのような異常行動を示したことは、母親の脂質摂取が仔の脳形成に大きな影響を及ぼすことと、その際に仔マウスの将来の情動の一部が決定される可能性があることを意味しているそうです。日本ではオメガ3を豊富に含む魚介類を頻繁に食べていることなどから、現在のところオメガ6過多/オメガ3欠乏状態は報告されていないそうですが、近年では欧米型の食事の増加や魚離れが見られることから、今後は日本でもオメガ6過多/オメガ3欠乏が起こるおそれも。今回の研究が、食生活が見直されるきっかけになるかもしれないということです。

牛のげっぷを抑制

2015-12-06 08:30:16 | 研究
温室効果のあるメタンガスを含む牛のおならやげっぷの削減に取り組んでいる。そんなニュースが報道されていました(AFPBB NEWS)。メタンガスの温室効果は、二酸化炭素の約20倍と考えられているそうです。世界全体の温室効果ガス排出量のうち、農業分野が占める割合は20%とされ、うち40%はメタンが占めるそうです。この取り組みはフランスの農場でのことだそうですが、フランスの農場で使用される飼料の20%は、産業用としても用いられるトウモロコシや大豆が原料となっているそうですが、この農場では乾燥させたアルファルファを使うことで、冬の間もこうした飼料に頼ることなく牛を飼育することができる。また農場で栽培しているアマニ(亜麻仁)も飼料に加えることで、栄養の補助もしているそうです。アルファルファのようなマメ科植物や、アマニ、大豆などの油糧種子が配合された飼料で育った牛の乳は、オメガ3系脂肪酸を豊富に含むそうです。オメガ3系脂肪酸は人間の健康に良い効果をもたらすといわれるほか、牛の胃の中にあるメタン生成菌を抑えるとされており、メタンガス排出の削減も期待できるというのです。さらに、窒素固定能力を持つアルファルファによって、牧草地の土壌改善も期待できるそうです。ある試算によると、牛に与える飼料によっては、吐き出すメタンガスを最大65%削減することも可能と。しかし、経済的な制約と牛乳の質、牛の健康のベストバランスを保つために、20%が削減目標だそうです。

青バナナ発酵させた粉末

2015-12-05 08:30:58 | 研究
未成熟な青バナナを発酵させた粉末にインフルエンザの予防効果が期待できるということが報道されました(YOMIURI ONLINE)。研究は京都府立医科大学や食品会社などと共同で昨年11月~今年3月、リハビリテーション病院に入所する75歳以上の男女64人の協力を得て実施したものだそうです。2グループに分かれ、青バナナの発酵粉末と、効果のない偽薬を、それぞれ1日1回、3週間飲み続けてもらい、インフルエンザや肺炎などの発症の有無を比較。その結果、偽薬を飲んだグループでは32人中6人がインフルエンザにかかったのに対し、発酵粉末のグループでは発症者がいなかったというもの。肺炎でも偽薬は14人が発症したが、発酵粉末は7人だったとも。詳細は不明のようですが、青バナナに含まれる何らかの化合物が体内に入ることで、ウイルスを攻撃する免疫力が高まったのではないかと。

化石燃料排出物

2015-12-04 08:30:01 | 研究
英国のNGO「Oxfam」は、化石燃料由来の炭素排出量は、世界の上位10%の富裕層によるものが全体の50%を占める一方、下位50%の層によるものは10%にすぎないとの調査結果を発表したそうです(AFPBB NEWS)。現在フランスParisで195か国の代表が参加して国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)が開かれ、温室効果ガスの排出を抑制し、気候変動の影響を受けやすい国を支援する責任をいかに分担するかという問題は、気候変動に関する国連の25年に及ぶ取り組みの中で最も激しく対立し、長引いているテーマだそうです。Oxfamの報告書は1人当たりの炭素排出量を比べると最富裕層の上位1%は最下層10%の175倍に上るとしているが、多くの富裕国は、1人当たりの排出量ではなく総量でみた場合の中国やインドなどの新興大国による炭素排出量のリスクを指摘しているそうです。

声帯組織の培養

2015-12-03 08:30:47 | 研究
声帯組織を培養することに成功したとの研究成果がScience Translational Medicineに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。培養された声帯組織は、遺伝子操作によりヒトに似た免疫系を持たせたマウスの体内で、約3か月間にわたりその形態を維持することができたそうです。また、死んだ犬の体から摘出した無傷の喉頭に移植すると、音声振動を生成したとも。培養組織の感触や湿り気、弾力も一般的な声帯によく似ているそうです。今回の研究は、声帯の機能不全がある人々にとっては明るいニュースとなりうるそうです。声帯機能不全の患者数は米国だけでも2000万人に上り、現時点では有効な治療法も存在していないそうです。

幸福感と右脳

2015-12-02 08:30:36 | 研究
幸福を強く感じる人ほど、右脳の後部内側にある「楔前部」と呼ばれる領域が大きいということがScientific Reportsに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。これまで快感や不快感を感じた際に、楔前部が活動することは知られていたそうですが、幸福感と大きさに関係があることが分かったのはこの研究が初めてだそうです。研究は、10歳代~30歳代の男女51人に対し、楔前部の体積を磁気共鳴画像(MRI)で測定。一方で、心理学分野で確立されている幸福度の測定テストを実施。テストは、他人に褒められた際の快感の強さや、自分の存在意義の大きさなどを1~7の数字で答えると、幸福の強さを数値で表すことができるものだそうです。楔前部の体積とテスト結果を分析したところ、幸福感が強い人ほど楔前部が大きく、弱い人ほど小さいという比例関係が明らかになったそうです。楔前部の詳しい機能は明らかになっていないそうですが、大きさは環境によって変化するそうです。