言葉や記号に比べて、顔を予測する時の方が素早くおこなっていることが明らかになったそうです(財経新聞)。人間には、行動を迅速かつ適切におこなうために、物事を予期する能力が備わっていると言われているそうです。知覚刺激が与えらた際にその刺激を受け取る数秒前からの脳波を調べたものをSPN(刺激先行陰性電位)と呼んでおり、SPNは右半球優位性を持っているが、例外も確認されていたため、詳細な研究が求められいたそうです。今回の研究では、被験者30名に対して、顔・言語・記号という3つの視覚刺激を与え、脳活動やSPNの右半球優位性について調べたそうです。すると、言語や記号と比べて顔が出現する際は情報処理が早く、1秒以上も前から脳活動を開始していることが明らかとなったというもの。また、「めずらしいもの」を見つける注意システムでは右半球優位性があり、顔や言語には相手の「やる気」を操作する機能が備わっていることが分かったそうです。色々なことが分かっていきますね。
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