健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

感染性胃腸炎患者数が急増

2014-01-23 08:30:35 | 研究
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が全国で急速に増えていて、国立感染症研究所は、調理や食事の前の手洗いを徹底するよう注意を呼びかけているそうです。国立感染症研究所によりますと、今月12日までの1週間に、全国およそ3000の小児科から報告されたノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は、1医療機関当たり10.96人で、前の週の2.6倍と急速に増えたそうです。これは、この時期としては過去10年間で2番目に多いということです。都道府県別に見ますと、大分県が最も多く21.25人、次いで鹿児島県が18.11人、高知県が15.50人、熊本県が14.72人。ノロウイルスは、患者が吐いたものや便などに含まれ、人の手などを介して口から感染するウイルスで、感染力が非常に強く激しいおう吐や下痢を引き起こします。
このため、石けんを使った手洗いを徹底することや、吐いたものや便を処理する際は、マスクや手袋をして、雑巾などで拭き取ったうえで、塩素系の漂白剤などで消毒する必要があります。流行の推移をみると、1月の患者数が過去10年間で最も多くなった4年前と似ているそうです。調理や食事の前の手洗いを徹底するなど対策を心がけてほしいということです。気をつけましょう。
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