喫煙し、酒好きのがん患者が10年以内にたばこに関係する別のがんを発症するリスクは、喫煙も飲酒もしないがん患者より5倍高いとの論文が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。喫煙や飲酒は様々ながんの原因になると言われていますが、今回の研究で一度がんになった後に別のがんを発症させる危険性も高めることを示したというものだそうです。この研究は、1985~2007年に大阪府立成人病センターでがんと診断され、10年以内に転移や再発ではない別のがんを発症した1904人を分析したものだそうです。肺や食道、口腔、膵臓などのたばこ関連のがんを発症した1163人について、最初のがんが診断された時の喫煙や飲酒の習慣との関連を調べた結果、明らかになったそうです。がんになった方は、禁煙と禁酒あるいはお酒は控えめにということだそうです。
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