先日、関節がじわじわと壊れていく原因不明の病気、関節リウマチの「主犯」が明らかになったと報道されていました(朝日新聞デジタル)。関節リウマチは、ウイルスや細菌など外から入り込んだ敵を攻撃する免疫システムが、自分自身の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患の一つです。これまで原因が分かっていないため、治療は免疫反応や炎症を抑える対症療法しかありませんでした。厚生労働省によると、国内の患者数は推計で約70万人。この病気の原因が、本来なら細胞内で分解処理される不良品のたんぱく質が、患者の細胞では表面に出てしまうことが原因だそうです。この発見はこれまでなかった根治薬の開発につながると期待されるそうです。
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