中高年男性にみられる特徴的なぽっこりと出た「ビール腹(a beer belly)」は、ビールを飲む量とは関係ないことが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。その中の男性にはびっくりですね。というのは、ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べてた結果、腹囲に差はみられなかったというものです。2005~2008年の間、無作為で抽出した滋賀県草津市内の40~70歳代の男性1095人に面談し、飲酒量や腹囲などを調べたそうです。アルコールの総摂取量のうち、ビールが30%を超える「ビール党」(166人)の腹囲は平均85・3センチだったのに対し、日本酒などほかの酒を主に飲んだり、飲酒しなかったりする「非ビール党」(924人)は85・5センチで、0・2センチ大きかったそうです。ちなみに、腹囲85センチ以上は、メタボリックシンドロームの基準ですね。年代別に見ると、50~60歳代ではビール党の腹囲が上回ったが、差は0・3~0・8センチしかなく、40歳代と70歳代では非ビール党が0・3~1・8センチ大きかったそうです。日本酒などを含む飲酒の総量も、統計的に計算すると、腹囲とはあまり関係なかったそうです。ということは、これまでビール腹を飲酒のせいにしていました、実は食べ過ぎと運動不足が原因かもしれませんね。
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