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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学の情報公開

2010-12-07 08:09:13 | 研究
大学の情報公開が来年平成23年(2011年)4月より義務化されます。大学の情報はすでに公開されているではないかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。今回は、公開すべき情報が指定されています。もちろん、最低限の項目が指定されているので、それ以上の情報を公開しても差し支えありません。さて、公開が義務化される情報とは何かですが、それは(1)教育研究上の目的、(2)基本組織、(3)教員組織(教員数、所有学位、業績)、(4)入学者の受け入れ方針、入学者数、収容定員、在学生数、卒業(修了)者数、進学者数、就業者数、およびそれらの状況、(5)授業科目、授業方法と内容(年間授業計画)、(6)学修成果の評価と卒業(修了)の認定基準、(7)校地・校舎等の施設、設備、学生の教育研究環境、(8)授業料、入学料およびその他大学が徴収する費用、(9)大学が行う学生の修学、進路選択および心身の健康に係る支援、(10)その他、といった項目です。特に、入学者数に関しては定員割れをしている大学、学部、学科などはできれば公表したくない数値です。なぜなら、人気がないと取られてしまうかもしれないからです。また、在学生数や卒業生数等も数値のみが独り歩きしかねない情報です。来年4月の公開に向けて各大学は準備を進めています。教員に関しては、学位や業績の公表を義務化されています。なかなか見えにくい部分です。もちろん、すでに公開している大学や学部・学科等もありますし、個人的に公開している教員の方もいらっしゃいます。でも、これを全ての教員となると、様々な問題が生じたりします。特に、業績は分かりやすい部分でもあります。でも、数字などで評価できない業績があるのも事実です。その点をどのようにするか、つまりアピール方法です。こうした情報公開は、人気があり、教員も揃っている有名大学は問題ないと思いますし、ますます人気が出るかもしれません。でも、逆にそれほど有名でもなく、教育で手一杯でなかなか研究業績を挙げられないという教員が多い大学にしてみれば・・・・・。さて、本学は・・・・・。ちなみに本研究室の情報はリンクページおよびRead(http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGLOBAL_ID=200901081350522865&t=1&d=1&q=%28205%29%3D1000096502)を参照ください。
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