母乳育児には様々なメリットがあり、世界中で推進運動が起こっているそうですが、今回、母乳育児の新たなメリットが明らかになったそうです(QLife Pro)。1999年から2002年の間に、1312人の赤ちゃんの母乳育児の状況を調査し、この赤ちゃんたちが、3歳になったときに視覚と運動についての発達を調べるWide Range Assessment of Visual Motor Abilities(WRAVMA)と、語彙能力を測定するPeabody Picture Vocabulary テスト、7歳になったときにWRAVMAと知能を測定するKaufman Brief Intelligence テストを行ったそうです。その結果、WRAVMAの結果では、母乳を飲んでいた期間との関係はみられませんでしたが、最短でも1歳になるまで母乳を飲んでいた赤ちゃんでは、3歳の時の語彙能力を測るテストと、7歳の時の知能を測定するテストの成績が良くなることが分かったというのです。このことから、母乳育児は、言葉の機能の発達にも、知能の発達にもプラスに働くことが確認。この研究成果は、母乳育児のメリットとして、早くも海外メディアでも、取りあげられはじめているそうです。
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