先日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とヤクルト本社は、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士に乳酸菌を摂取してもらい、影響を調べる共同研究を行うと発表ました(YOMIURI ONLINE)。生の菌を含む食品は現在、ISSに持ち込めない規則になっているそうですが、菌がISS内に広がらない安全な形態に加工する技術を開発して、持ち込みを認めてもらい、2015年度後半からISSでの実験に入る計画だそうです。ヤクルトが飲料に用いている乳酸菌を、飛行士に長期間、摂取してもらい、排せつ物や血液などの試料を地上に持ち帰って分析するそうです。これは、月や火星などへの長期間の有人探査に向け、飛行士の健康管理技術などに役立たいということです。
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