動物が不快な刺激に馴れる際の仕組みの一端が解明されたそうです(財経新聞)。動物は、不快で嫌な刺激でも、さらされ続けることで馴れていきますね。研究では、302個の神経細胞しか持たないシンプルな神経系の線虫C.エレガンスを用いて、飼育プレートに振動を与えた時の後ずさり行動について調べたそうです。その結果、6時間の振動を与え続けた線虫集団と振動を与えなかった線虫集団に、18時間後に再び振動を与えたところ、振動を与え続けていた方の集団は明らかに移動量が減少していたそうです。また、振動を記憶する神経について詳しく調べたところ、AVAとAVDという2つの神経細胞が記憶に関与していること、そしてこれら両方の神経細胞に異常が起きた時のみ、記憶に異常が発生するということが分かったというもの。認知機能障害やストレス体験がもととなるPTSDなどの疾患の理解とその分子標的薬の開発につながることが期待されるそうです。
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