アトピー性皮膚炎になりやすい体質かどうかを決める遺伝子上の特徴を特定したそうです(NHK NEWSWEB)。3300人の日本人患者を対象にしたDNA解析で特定したということで、発症の仕組みの解明や新たな治療薬の開発につながると期待されます。アトピー性皮膚炎になりやすい体質かどうかを決めるDNAの配列はこれまで海外で報告されている7か所以外に、新たに8か所あることを確認したそうです。この配列の中には免疫に関係する遺伝子のほか、血液中の濃度が低いとアトピー性皮膚炎になりやすいとされてきたビタミンDの代謝遺伝子などが含まれていたそうです。また、アトピー性皮膚炎と気管支ぜんそくに共通の遺伝子上の要因があることが裏付けられたとも。
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