心臓移植希望者の登録時の上限年齢を、現行の60歳未満から65歳未満に引き上げる「心臓移植希望者選択基準」の改正案が、厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会で了承されたそうです(医療介護CBニュース)。来年2月ごろからの運用を目指すということです。心臓移植希望者の上限年齢の引き上げは、診療の進歩や埋込型人工心臓の普及による移植希望者の高齢化を理由に、日本循環器学会が求めていたそうです。ただ、60歳以上の心臓移植の症例が日本ではほとんどないことや、これまで移植適応とされていた60歳未満の希望者の移植機会減少を避けるため、選択基準では60歳未満を優先するそうです。
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