生活不活発病。日常生活での活動量が著しく低下したことが原因として発症する様々な身体上の問題を指すようです。東日本大震災後、外出や体を動かす機会がめっきり減ったことで、心身の機能が低下する生活不活発病の症状を訴える高齢者が増えているそうです(YOMIURI ONLINE)。仙台市医師会などが今年1月に行った調査では、65歳以上の外来患者1万人のほぼ2割が、歩くことも困難なほどだったそうです。民間住宅を借り上げた「みなし仮設」や親類宅にいる高齢者では、実に4割が歩行困難な状態とも。震災後に歩行困難となった要因を尋ねると、「日中の生活が不活発になった」が最も多く、「病気・ケガの発生」や「要介護認定」が続いたというのです。廃用性症候群とも言われますね。特に高齢者では、加齢による身体機能の低下がベースにある上で、さらなる廃用性症候群の影響は甚大です。しっかりとした対策が必要ですね。
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