とうとうやりましたね。京都大学の山中教授がノーベル医学・生理学賞を受賞しました。50歳での受賞。様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製したことが受賞理由ですね。iPS細胞が世に出て、6年。随分早い受賞ですね。今回の受賞は単独受賞ではなく共同受賞。もう一人の受賞者は英国のジョン・ガードン博士だそうです。ガードン博士は、オタマジャクシの細胞の核を、核を除去した卵子に移植することで、同じ遺伝子をもつオタマジャクシを誕生させた研究者。成熟した動物の体細胞にも、潜在的にすべての細胞に変化する能力が残っていることを示し、iPS細胞作製への道を開いたということが受賞理由。授賞式は同賞の創設者アルフレッド・ノーベルの命日にあたる12月10日、ストックホルムで開かれるそうです。ノーベル医学・生理学賞。憧れますね。ちなみに、賞金の800万クローナ(約9500万円)は2人の受賞者で分けられるそうです。
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