わずか11個のアミノ酸からなる世界最小のペプチドを作る「pri遺伝子」。このpri遺伝子が、発生や生命維持に不可欠であることがわかったと発表されました(毎日jp)。といっても、まだ基礎研究レベルの話で、ショウジョウバエで確認されたものです。これまで遺伝子に関する研究は、機能性タンパク質を作る遺伝子が主な研究対象でした。しかし、最近ではタンパク質合成に関与してない小さな遺伝子の断片が細胞機能の発現調節の上で重要な役割を演じていることが徐々に明らかになりつつあります。ヒトの身体にはペプチドを作る極小遺伝子は約3000個はあるそうです。しかも、それらの機能はほとんど分かっていないということです。ペプチド自体が様々な機能、例えば血圧降下や中性脂肪低下などの作用を持つなどと言う研究はいくつかあります。極小遺伝子を含めたペプチドに関する研究は、ひょっとしたら・・・・・。
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