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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

首を切断して神殿に奉納した痕

2019-01-11 08:30:25 | 研究
ペルー北部パコパンパ遺跡で出土した紀元前500~前50年頃の6体分の人骨に、首を切断して神殿に奉納した痕が確認されたとの発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。古代アンデスで人の頭部が神聖視されたことは土器の図像などで知られていたそうですが、儀礼で供えたことが科学的に確認できた最古級の例ということのようです。同遺跡は、紀元前1200~前500年頃の神殿跡と、後の時代に神殿を再利用した痕跡が見つかっており、国立民族学博物館)など日本・ペルー合同調査団が調査しているそうです。今回、同遺跡で出土した128体の人骨を分析したところ、人為的に首を切断した痕が残る頭骨が6体分あったそうです。すべて成人男性で、痕跡の形や方向が共通し、首の後ろに石器を当てて切断されたと考えられるそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190109-OYT1T50037.html?from=ycont_top_txt
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