健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

成人の約半数が糖尿病か予備軍

2015-09-28 08:30:57 | 研究
米国の成人人口の約半数が糖尿病、または糖尿病予備軍であることが、JAMAに発表された論文で明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。ただし、糖尿病患者の数は、過去数十年にわたって増加を続けていたそうですが、現在は横ばいの傾向にあるとも。論文によると、2011~2012年に、米国の成人人口の40%近くが糖尿病の前段階にある「予備軍」で、12~14%が糖尿病に罹患。糖尿病患者の割合は、ヒスパニック系が22.6%と最も高く、その後にアフリカ系の21.8%、アジア系の20.6%と続くそうです。白人の調査対象者の糖尿病有病率は11.3%だったそうです。また、1988~1994年には、米国人の9.8%が糖尿病を患っており、2001~2002年には同10.8%、2011~2012年には同12.4%に増加しているとも。しかし、最近の増加率はわずかであり、糖尿病の有病率が頭打ちになった兆候であるとも考えられるそうです。
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