患者数が急増している難病「炎症性腸疾患」の症状を改善させる免疫細胞が発見されたそうです(ASAHI.COM)。潰瘍性大腸炎やクローン病など炎症性腸疾患は、大腸や小腸の粘膜がただれ、下痢などの症状を引き起こす疾患です。国内の患者数は約15万人と言われています。近年は毎年1万人ほどずつ増えているそうです。詳しい原因は分かっていないが、本来は病原体などの異物を攻撃する免疫細胞が暴走し、自分の腸管を傷つけ炎症を引き起こしていると考えられているそうです。マウスの大腸から採取した免疫細胞を分析することで、炎症を引き起こす免疫細胞に結合してその増殖を食い止める働きがある別の細胞の存在を突き止め「制御性M細胞」と名付けたそうです。この細胞の異常が発症の条件になっていると考えられるそうです。治療法が見つかるかもしれませんね。患者さんには朗報ですね。
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