体を動かす際の手足の震えは、日本人では65歳以上の5人に1人が発症しているそうで、日常生活に大きな支障となる場合がありますが、根本的な治療法はありません。 こうした手の震えを止めることが可能となる治療法が開発されるかもと期待される研究結果です。高齢者が字を書いたり歩いたりする際に手足が震える原因となる遺伝子の一つを特定したという発表がありました(時事通信)。この遺伝子がないマウスでは、神経細胞間で情報を迅速に伝達するのに不可欠な物質が作られなかったというのです。人間の震えの治療にも応用が期待できるそうです。
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