健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

エイズウイルス株「O」と「P」の起源

2015-03-16 08:30:13 | 研究
AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)を引き起こすHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の数グループの株のうち、これまで起源が判明していなかった2つのグループが、カメルーン南西部のゴリラに由来することが明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。これでAIDSの流行の主要な原因となっている4グループのHIV株について、すべて起源が判明したことになるそうです。HIVの中で最も広まっているのはHIV-1グループMで、4000万人以上に及んでいる世界のHIV感染の中で最も多いそうです。一方、今回ゴリラ由来であることが分かったグループPへの感染がこれまでに確認されているのは世界でわずか2人、グループOはアフリカ中部・西部で約10万人が確認されているそうです。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1日3~5杯のコーヒーで | TOP | 発電するトイレ »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 研究