AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)を引き起こすHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の数グループの株のうち、これまで起源が判明していなかった2つのグループが、カメルーン南西部のゴリラに由来することが明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。これでAIDSの流行の主要な原因となっている4グループのHIV株について、すべて起源が判明したことになるそうです。HIVの中で最も広まっているのはHIV-1グループMで、4000万人以上に及んでいる世界のHIV感染の中で最も多いそうです。一方、今回ゴリラ由来であることが分かったグループPへの感染がこれまでに確認されているのは世界でわずか2人、グループOはアフリカ中部・西部で約10万人が確認されているそうです。
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