コーヒーを1日に3杯~5杯飲むことで、重度の心臓病を引き起こす恐れがある動脈血栓リスクが減少する可能性があるとの研究論文がHeartに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。今回の研究で、健康診断を定期的に受診している平均年齢41歳の韓国人男性と女性2万5100人分のデータを分析。研究対象グループに心血管疾患を抱える人はいなかったそうですが、冠動脈カルシウムのレベルでは7人に1人が検出下限値以上だったそうです。これは、冠状動脈性心臓病やアテローム性動脈硬化症の初期徴候とされ、アテローム性動脈硬化症は、プラークと呼ばれるろう様の化合物が動脈壁の内側に蓄積し、血流を制限して危険な血栓形成を潜在的に誘発するとされています。分析の結果、コーヒーの1日の摂取量が1杯未満または6杯以上のグループで、冠動脈カルシウムのレベルが最も高いことを確認。冠動脈カルシウムが最も低かったのは、1日摂取量が3~5杯のグループだったというのです。ちなみに、コーヒーカップの大きさについては不明のようです。
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