「自分は得するわけでもないのに、困っている仲間を助ける。」他人の感情を共有するそんな「共感」の能力をラットも備えていることが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。これまで人以外では、サルでしか確認されていなかったそうです。実験では、まずわなの扉を外から頭で押して開けられるようにラットを訓練し、そして1匹のラットをわなに閉じこめると、訓練を受けたラットは扉を開けて仲間を救出したというものです。わなの外にチョコレートがあるときも、自分が独り占めできなくなるのを承知でラットは扉を開けたそうです。出てきたラットと接触できないようにしても行動は変わらず、仲間と一緒にいたいという自分の一方的な望みが動機でもないらしいということです。また、雌の方が仲間を助ける傾向が強かったとも。不思議ですね。
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