国際宇宙ステーションは地上約400km上空を周回しています。国際ステーションの運用は、当初2016年とされていましたが、2020年まで延長することが決まっています。その後のことは決まっていません。2030年まで延長するなどという考えもあるようですが、老朽化などを考えるといずれそんなに遠くない時期に運用は終了します。運用終了した後の国際宇宙ステーションは?そうです。大きな問題になります。言わば、大きなゴミが地球の周りをまわっているということになります。こうしたゴミは、地球の引力の影響を受けて徐々に落下してきます。小さなゴミは大気圏にと突入すると燃え尽きて、地上に到達するものはほとんどありませんが、国際宇宙ステーションは確実に地表に到達します。ですので、海上に落下させる必要があります。ロシアは15年間運用したロシアの宇宙ステーション「ミール」を、2001年に南太平洋上に落下させることに成功した経験があります。そのロシアは、国際宇宙ステーションを2020年に落下させる計画を持っているそうです(MSN産経ニュース)。
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