健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

食物繊維を多く食べる女性は循環器病のリスクが低い

2011-08-05 08:30:44 | 研究
野菜などに含まれる食物繊維を多く食べる女性ほど脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの循環器病のリスクが低くなることが明らかになったそうです(ASAHI.COM)。岩手県などの45歳以上の男女約8万7千人を約10年間、追跡調査した結果だそうです。男女別に食物繊維の摂取量の少ない順に同人数ずつ5グループにわけ、脳卒中などの発生頻度を比較した結果、女性では1日の食物繊維摂取量の推計が平均8グラムと一番少ないグループに比べ、摂取量の一番多いグループ(同22グラム)は循環器病の発症リスクが35ポイント低かったそうです。海藻類に含まれるような水溶性の食物繊維より、ゴボウなどに含まれる水に溶けない食物繊維の方が、脳卒中のリスクを下げる効果が高いこともわかったそうです。やはり、野菜をたくさん食べるのは良いことなのでしょうね。ちなみに、男性でも非喫煙者には同じ傾向がみられたそうです。では、喫煙者では関係ない?? もう少し詳細な情報が欲しいところですね。
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