健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

英国など欧州4か国、「麻疹排除国」認定失う

2019-09-24 08:30:58 | 研究
世界保健機関(WHO)は8月29日、欧州で麻疹の感染者数が激増しており、英国、ギリシャ、チェコ、アルバニアの4か国は昨年のデータに基づけば、もはや「麻疹排除国」とはみなせないと警告したそうです(AFPBB NEWS)。各国に予防接種の徹底を呼び掛けているとのことです。WHOによると欧州48か国では、2019年1~6月に8万9994件のはしか感染が報告されたそうです。これは昨年同期の4万4175件の2倍以上で、昨年1年間の8万4462件を既に超えているそうです。WHOの基準では、ある特定の地域内ではしかの伝播が12か月以上確認されなければ、その地域ではしかが「排除」されたと認定されるそうです。英国では2018年に953件の感染報告があり、今年は6月までに489件の感染が確認されたそうです。ギリシャでは昨年1年間の感染件数が2193件で、今年1~6月は28件。アルバニアは同時期の感染件数がそれぞれ1466件と47件で、チェコは217件と569件だったとのこと。はしかは非常に高い感染力を持つが、ワクチンを2回接種すれば予防できるそうですが、WHOはこのところ予防接種率の低下に警鐘を鳴らしている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3242035?cx_part=search
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