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シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

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e-ラーニング教育の限界

2008-02-22 21:49:54 | 教育

 資格取得のための道具としてe-ラーニング教材などが盛んに開発され、自学自習用として利用されています。e-ラーニング教材は、何時でも、どこでも、自由に何回も好きなところから学習できるという利便性と、学習効果の側面から効果があるとの報告がいろいろされています。

 しかし、学習効果の報告は本当なのだろうかという疑問がいつもつきまといます。このことは私だけのことなのだろうかといつも思っています。

 私は学生教育の体験から学生と対面しながら学習するのが本来の姿であり、教育効果も高いと思っています。教室での授業は、学生の理解度に応じてフレキシブルに授業展開をすることができます。それは、学生の疑問点に対してすぐに回答できますし、疑問点に対する学習の仕方を指示できます。

 また、学生の表情をくみとりながら授業を進めることができるからです。学生は、学習目的がはっきりしていて気分よく学習している学生から、単位修得目的で気分ののらない学生など、いろいろな学生がいます。

 先生は、このような学生の表情をとらえながら、この学生はこの点が理解不足のようだから、繰り返して説明しておこう、この学生は理解しているようなので、少し応用的な内容を話そうと、考え、説明を試みたりします。また、いろいろな方法を使って理解してもらうよう試みます。このように対面授業では学習効果を高めるためのいろいろな工夫がとれるからです。

 過去においてある科目のビデオ教材を作ってもらい、メディア授業として授業をいたしましたが、学生の評価は好ましくありませんでした。その理由として一人で学習するのは暗い感じがあり、楽しくないというものでした。確かに繰り返し学習できるという点、わからなかった点を再度確認できるという利便性は認められます。しかし、学習効果の面で、あまり期待した効果は得られませんでした。

 e-ラーニング教材によるインターネット学習が盛んに行われていますが、学習効果の面から考えると弱点があるようでならない。受講者の質問に直ちに回答できない。積み重ねながら進める学習内容であれば、そこで学習が中断してしまうことが多くなります。

 人はコミュニケーションをしながら学習する方が、脳の働きが高まり、記憶力が高まるのでないかと思われます。つまり、心を持った人間との触れ合いを通して学習するように、人間は本来的にできているように思われます。心のない道具を使って学習する形態は、最近のことですし、人間の脳はこの方式に対応できていないように思います。

 ビデオ、DVD、インターネット、コンピュータなどの道具を使っての学習は、一人で学習する場合が多くなります。一人でする独学は、人にもよりますが、本来、学習方法としてむいていないように思うのです。

  

 

 


欲望は否定すべきものにあらず、生命の本源的な目的を達成するエネルギーです

2008-02-22 20:33:52 | 生き方

 人間の欲望は生まれた時から死ぬときまで消えることがありません。人間の欲望は生命の目的であり、自己を進歩向上させ、完全となるために本源的に与えられたものです。この本源的に与えられた生命の目的を否定することは誰もできません。

 この宇宙から与えられた自己向上と完全となる欲望は宇宙本体そのものの本質でもあります。

 自己向上と完全となる欲望を、他のものを犠牲にして達成しようとする競争ではなく、人間に与えられた創造力を使って叶えていくことが本来の姿です。

 欲望は悪であると否定することもありません。欲望を達成する方法を本源的に与えられた創造力を使って達成することです。

 自己が完全となることによって、世のため人のために役立つのです。 つまり、誰もが完全となる可能性を持っていますし、究極の目的である完全性を持ちえれば、誰もが豊かになりえるからです。

 


不安な心を持つと豊かにはなれません

2008-02-22 20:29:18 | 生き方

 人は過去のことを思い、ああすればよかった、こうすればよかった、と後悔し不安になることがあります。また、将来のことを考え、このようになってしまうのではないかと予想し不安になることがあります。

 過去のことはどうすることもできません。また、未来は向こうからやってくるもので、いま行動することはできません。未来のことは、向こうからやってきた時点で行動をおこせば間に合います。

 沢庵禅師の教えにあるように、不安ばかりを考える妄心を捨て、柔軟に物事を考える本心を持つことです。心を過去や未来からときはなして、今日一日を精一杯生きることです。今しなければならないことをすべて行い、明日のことは明日になって行えばよいのです。

 過去、未来に心を移し不安になることは時間の浪費です。豊かな心を持つことができなくなります。今日の小さな成功に感謝し、毎日小さな成功を積み重ねていけば、心に描いた目標を達成することもできます。いつも積極的な心を保つようにすれば、不安はなくなります。

 


誰でももっと豊かに、もっと幸せになる権利があります

2008-02-22 20:07:03 | 生き方

 すべての命の目的とは進歩することです。生きているものはみな可能な限り成長する権利があります。それは誰にも譲ることのできない権利です。 

 人間にとって生きる権利とは、心と魂と体を十分に開花させるために必要なものすべてを、自由に無制限に使うことのできる権利のことです。言い換えれば私たちにはお金持ちになる権利があるのです。お金持ちであるということは、少ないもので満足することではありません。もっと多くのものを手に入れて楽しむことができる時に、少しのもので満足してはなりません。 

 万物の目的は成長し開花することです。人は誰でも生命の力や気品、美しさや人生の豊かさを得るために役立つものすべてを、持つべきなのです。

 人は誰でも自分の能力の許す限り、自分のなりたいものになる権利があります。この内なる可能性を実現したいという願望は、人が生まれた時から持っているものなのです。

 人生における成功とは、自分がなりたいものになるということです。なりたいものになるためには、様々なものが必要です。そして、十分なお金がなければ必要なものを自由に買うことができません。 

 お金持ちになりたいと思うことは決して悪いことではありません。お金持ちになりたいと望むことは、人生をより豊かに、より充実し、より実りのある人生にしたいと願うことであり、それは称賛されるべきことです。

 もっと豊かになりたいという願望がない人はあまりいません。自分が欲しいものを買うための十分なお金を欲しいと思わない人は、まだ自分の可能性を十分に生かしていないのかもしれません。