毎日、自分ができるすべての仕事を完全にやりとげましょう。どんな仕事も、自分の描いた目標に向けてすることです。一つひとつの仕事に豊かになろうという決意と信念をこめましょう。
しかし、経営者の関心を惹くためにするのではありません。上司があなたの仕事ぶりに感心して、出世させてくれるのではないかと期待しても、そうすることはほとんどあり得ません。よく働き、自分のポジションで満足しているような、単なる善良な労働者であれば、雇い主にとって価値があります。しかし、雇い主や上司はそういう人を昇進させる気はありません。その人を現在の位置につかせておく方が便利だからです。
雇い主をよろこばせようと思って、自分の仕事以上のことをしてはいけません。あくまでも自己向上のために仕事をするのだという心構えが必要です。仕事を始める前においても、仕事中も、仕事が終わってからも、もっと成長するのだという決意と信念を持ち続けることです。