人間の欲望は生まれた時から死ぬときまで消えることがありません。人間の欲望は生命の目的であり、自己を進歩向上させ、完全となるために本源的に与えられたものです。この本源的に与えられた生命の目的を否定することは誰もできません。
この宇宙から与えられた自己向上と完全となる欲望は宇宙本体そのものの本質でもあります。
自己向上と完全となる欲望を、他のものを犠牲にして達成しようとする競争ではなく、人間に与えられた創造力を使って叶えていくことが本来の姿です。
欲望は悪であると否定することもありません。欲望を達成する方法を本源的に与えられた創造力を使って達成することです。
自己が完全となることによって、世のため人のために役立つのです。 つまり、誰もが完全となる可能性を持っていますし、究極の目的である完全性を持ちえれば、誰もが豊かになりえるからです。