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キヤノン「1D X Mark II」リーク情報

2016年01月30日 | カメラ

キヤノンの新しいプロ用フラッグシップ一眼レフ「EOS-1D X Mark II」 のスペックと画像が、デジカメinfo にリークされていました。

「EOS-1D X Mark II」とされる画像(デジカメinfo より)。

読者からの提供のようですが、非常に鮮明で、ほぼ間違いないと思われます。

 

外観は、現行の「1D X」から大きく変わっていませんが、ペンタ部の上に出っ張りがあります。内蔵されたGPS部分でしょうか。

このほか、上面や背面の写真も デジカメinfo に出ています。

これだけ情報が出てくるところからみると、キヤノンの正式発表も間近。「CP+ 2016 」では、ニコンの「D5 」との“横綱対決”として注目を集めることになりそう。

 

スペック上でみるとどうでしょうか。現在リークされている情報をもとに、ニコン「D5 」とキヤノン「EOS-1D X Mark II」を比べてみました(キヤノンはあくまで噂なので不明な点もあります、ご留意を)。

  ニコン D5 キヤノン 1D X Mark II
有効画素数 2082万画素 2020万画素
画像処理エンジン EXPEED 5 デュアルDIGIC6+
AFポイント数 153点(選択可能55点)
クロス99点
61点、範囲拡大
クロス41点
AF限界(低照度)) -4EV -3EV
F8対応AFポイント 15点(選択可能9点) 61点すべて
高速連写 12コマ/秒(AF/AE追従)
14コマ/秒(ミラーアップ時)
14コマ/秒
16コマ/秒(ライブビュー時)
連写可能コマ数 RAWで200コマ RAWで170コマ
ミラー駆動 新システム、像消失を短縮 新システム
最高ISO感度 常用 102,400
増感 3,280,000
常用 51,200
拡張 409,600
4K 動画 対応 30fps 対応 60fps
液晶モニタ 3.2型236万ドット
タッチパネル
3.2型、162万ドット
タッチパネル
GPS 外付け 内蔵
メディアカード XQD2枚、CF2枚の2タイプ
から選択可能
CFast2.0とCF
画像補正   カメラ内DLOでレンズ収差、
回折補正
大きさ 160mm x 158.5mm x 92mm 158mm x 167.6mm x 82.6mm
重ささ(本体のみ) 1235g(XQDタイプ)
1240g(CFタイプ)
1340g(本体のみ?)

 

ごくおおざっぱに比較すると、高速連写でニコンが12コマ/秒と、現行のキヤノン「1D X」に追いついたところ、キヤノンは14コマ/秒とさらに引き離しています。

一方ニコンはAFを大幅に強化、高感度性能でもキヤノンを上回っているように見えます。

4K動画や液晶モニタのタッチパネルは両社とも対応。

いずれもダブルスロットですが、使用するメディアカードは、ニコンがXQDかCFの2タイプ。キヤノンはCFast2.0とCF。方向性が分かれました。

キヤノンが、パソコンでしかできなかった、レンズ補正のDLOをカメラに入れてきたのは驚きました。

 

さて、実際に使用した場合の優劣はどうなんでしょう。そして、オリンピックで活躍するのはどちら?

これからのレビューが楽しみです。



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