7月末の火星大接近のあと、空をあおいで星を探すことが多くなりました。
そうするうちに、「夕焼けを探して」(8月15日記事)の写真説明の誤りに気付きましたので、訂正します。
写真は8月14日の夕焼け。「拡大すると、画面左側に三日月と金星が見えます。」とあるのは「三日月と木星」でした。
(拡大写真)三日月の左にポツンと見える星。金星と思いこんでいましたが、AstroArts の星図などと照らし合わせてみると、この時期に月の左に見えるのは木星で、金星は月よりずっと右に離れていることが判明。
このあと、3日後の8月17日には月が左へ動き、木星と接近することになります。
下はAstroArts に掲載された、その時の星図です。
8月17日、月と木星が接近(AstroArts より引用)。
このあと月はさらに左へ移動、8月21日に今度は土星と大接近します。
8月21日、月と土星が大接近(AstroArts より引用)。
翌日の22日夜眺めたときには、南の空に左から、火星、月、土星、アンタレス、木星の順に並んでいました(土星、アンタレスはかなり暗め)。
少し前の時間帯には西の空に金星も。
考えてみれば、星たちの豪華な“競演”ですね~
台風20号の接近で風が強く、空のチリが吹き払われたのかもしれません。一度に、こんなにいくつもの惑星を(肉眼で)見たのは初めてです。
改めて、「太陽系の中で生きている」ということを実感…