私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

愛国心

2006-05-22 08:43:06 | weblog
「愛国心」をどのような形で盛り込むか教育基本法改正案が今国会で審議されている。与党が「国と郷土を愛する態度」民主党の対案が「日本国を愛する心」でその攻防が続いている。
「愛国態度」と「愛国心」の違いであろうが個人的には、愛国心と言えば国を愛する「こころ」であり、主体性がありわかり易い。これが愛国態度となるとなんのことかさっぱりわからず理解に苦しむ。日本に生まれ、日本に育った以上、国家に忠誠を誓い子供のころから国を愛する心を養うことに反対する人はそんなにいないだろう。
愛国心は戦前のイメージを彷彿とさせ戦前への回帰を危惧したり、他国への気遣いから避けるとするならば、それはあまりにも被害妄想的な自虐心からくるものだ。
教育の憲法といわれる教育基本法には、態度などと冗長にわたる意味不明な表現よりも最もわかり易い「愛国心の涵養」を明記し実施すべきである。
理屈はどんな問題にもつけられるが、少なくともこの問題に関する限り国旗が揚がり国歌が流れている間は、私語をやめ自国に忠誠を誓い敬意を表する姿勢をつくり
形から習慣づける心の教育を推し進めていただきたい。