私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

喫煙権と嫌煙権

2005-07-15 13:52:49 | weblog
私はタバコが日常の習慣となり、この年齢になるまで45年余毎日
2箱以上吸い続けている。タバコは我が人生にとって「最良の恋人」
であり「健康のバロメーター」とさえ思っている。
某県知事は、県施設内及び敷地内での全面禁煙方針を打ち出したが
いかがなものか。
こうした措置の底辺には必要以上にタバコを「悪魔」と位置づけ、
問答無用の喫煙排除の思想が貫かれており、その共存を許さない
考えが流れている。
たしかに喫煙者に嫌煙家の健康を損なわせる権利はないが、同時に
嫌煙家に喫煙者の楽しみを奪う権利はないはずである。
健康増進法も喫煙自体を禁じてはいない。ならば両者の権利利益を
調和する最大公約数は、共存の道を選択し施設内においても「分煙
方式」を採用し、節度ある禁煙マナーと合わせて徹底していけば特
に問題はないと思われるのだが・・・。
 タバコが真に悪魔であり健康を阻害、ガンの発生源であるならば
国がタバコの製造、輸入、販売等の禁止を含めその根源的な対策を
とることが先決であって一知事のパフォーマンス的な末節の喫煙禁
止措置だけでは問題解決にはならない。
 喫煙には全面的に反対しておきながら、一方ではその果実である
タバコ税を当然のごとく予算化しなんの抵抗もなく運用している
首長の無神経さ政治姿勢には喫煙者の一人として矛盾を感じるどこ
ろか怒りさえ覚える。