ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の三葉葵(10)

2024-06-20 21:20:49 | 水戸

至善堂額(弘道館 三の丸1-6-29)
 徳川慶喜が謹慎したという至善堂に飾ってある額のマットには、たくさんの三葉葵があります。斉昭書という「至善堂」の元になった書は徳川ミュージアムにあり、マットの三葉葵は弘道館より少ないようです。マット部分のことですから、本体とはあまり関係ないでしょうが…。

 

東照宮社務所衝立(宮町2-5-13)
 東照宮の社務所上がり口に置かれた衝立(ついたて)です。中央に三葉葵を配して、龍がそれを守護している絵のようです。

 

常磐神社石灯籠火袋(常磐町1-3-1)
 参道途中に建てられた大きな石灯籠の火袋部分に、写真では少し見にくいですが、三葉葵が刻まれていました。この灯籠は、創建50年祭の記念として建てられたようです。

 

イワモト鍼灸接骨院看板(白梅3-2-9)
 先年、三葉葵の紋章が商標登録されたものの、それに対して徳川ミュージアムが、一企業が独占すべきでないという異議を申し立て、それにより登録は無効になったそうです。こうした看板があるのもそのせいなのかもしれません。

 

やきとり本陣ガラス戸(マイムビル1F 宮町1-2-4)
 水戸市内には、このように三葉葵を表示する店舗は多いようです。これは、水戸駅北口にある、50年近く続いている焼き鳥店のようです。

水戸の三葉葵(9)

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水戸のバス停(4)

2024-06-19 21:58:35 | 水戸

 小字がバス停に使われている例は多いようです。図書館で聞いてみたのですが、小字の一覧はあるようですが、地図はないようです。そうすると、バス停の名前も、大体の場所を知ることができるる参考にはなりそうです。

 

開江宮久保(ひらくえみやくぼ 開江町36°24'16.7"N 140°23'50.5"Eあたり)
 この道を少しのぼって、常磐自動車道を横切ると吉田神社があるので、「宮」はそのことなのでしょう。「久保」は低地を意味するようなので、ぴったりな名前のようです。

 

永代(全隈町(またぐまちょう)36°24'35.2"N 140°23'17.8"Eあたり)
 小字で永代は、「いいだい」と方言で読むようです。このバス停は「えいだい」といわれているようです。

 

千波中山(千波町36°21'29.7"N 140°26'43.1"Eあたり)
 緑岡中学校(見川2563)脇にある坂の途中にバス停はあります。このあたりの微高地をいうのでしょう。小字では単に「中山」となっています。

 

笠原八ツ無地(笠原町36°19'45.0"N 140°26'52.2"Eあたり)
 小字名は、「八ツ無地」です。よくわかりませんが、低い(八つ=谷津)平地といった意味があるのでしょうか。今このあたりは大規模な住宅建築工事が行われているようです。

 

杉山(飯富町36°25'17.8"N 140°25'01.0"Eあたり)
 写真右手の台地を、杉の茂った山と見てつけた名前なのでしょう。崖下の部分も杉山の一部ということなのでしょうか。このあたりは先年も那珂川の水害にあったようです。近くに大井神社があります。

水戸のバス停(3)

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水戸・桂岸寺保和苑で見たアジサイ

2024-06-18 21:25:54 | 水戸

 現在、保和苑ではあじさいまつりが開催されています。一回りして、印象に残った花々を選んでみました。園芸品種は難しくて名前はよく分からないものが多いようです。このように、珍しいものを探す人間が多いので、在来のヤマアジサイなどが見られなくなっていくということは分かっているのですが…。
 ガクアジサイの場合、周囲にある花のようなものはガクで装飾花、中央の小さくて集合しているものは本来の花(両性花)で真花というそうです。

 

装飾花は白、真花は紫
 時々見る品種のようですが、薄暗い中で見ると、白い花がひときわ目立ちそうです。

 

装飾花は赤、真花は白
 やはり赤は目につくようです。アジサイの花はアルカリ性土壌だと赤くなるそうですが、その赤をいつでも出るように品種改良するのでしょうか。

 

装飾花は紫、真花は紫
 ダンスパーティーという品種に似ていますがどうなのでしょう。装飾花は八重咲きになっています。新しさを感じますがどうなのでしょう。

 

装飾花も真花も白
 アマギアマチャだそうです。ヤマアジサイの一変種だそうで、葉は生でもんでなめると苦甘いそうです。発酵させてから、蒸してもむと甘茶になるそうです。

 

装飾花は紫
 ウズアジサイといわれるようですが、バイカアジサイという別名もあるそうです。江戸時代からある品種だそうです。

 

真花は紫
 装飾花がないアジサイで、フチナシガクアジサイというようです。これは勢至堂前にありました。

 

装飾花はピンク
 ピンク色の小さな装飾花がびっしりとまとまって手毬(てまり)状になって咲いていました。

 

装飾花は白
 白いアジサイはきれいです。最近はアナベルという品種が白咲きの代表のようになってしまいましたが、こうした白花もいいものです。装飾花の中央にある実にならない花の色もポイントになります。

 

装飾花は青で白い縁取り
 装飾花の花弁に当たる部分が、白く縁取られています。たぶん、そう古くない改良品種なのでしょう。

 

装飾花は青だが咲き始めは黄緑
 アジサイは七変化といわれて、経時的に色変わりするようですが、このような若々しさを感じさせる咲き始めの黄緑色はいいものです。写真右が満開になっている同じ木の花です。

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水戸の椅子(19)

2024-06-17 21:44:15 | 水戸

 今回は寄贈された椅子を選んでみました。

 

大手門前(三の丸1-7-3)
 今年の水戸梅まつりに、第29回全国梅サミットが水戸で開催されたそうです。それを記念して全国梅サミット協議会が椅子を寄贈したようです。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 公園財団という一般財団法人が、日本宝くじ協会の助成金を活用してベンチを寄贈したようです。プレートには、「宝くじからの贈り物」と書かれています。桂岸寺では現在、あじさい祭が行われています。

 

堀町(36°24'11.6"N 140°26'01.7"Eあたり)
 フロイデ水戸メディカルプラザ前の歩道に置かれていました。「まちいす」というようですが、「…掛けてください」プロジェクトで、渡里町の人たちが作ったようです。渡里湧水群でも見ました。連絡先は水戸市社会福祉協議会とプレートにあります。

 

千波公園ちびっ子広場(千波町)
 国際貢献プロジェクト・一歩という、「車いすをリサイクルして世界へ届けよう」をキャッチフレーズにしたボランティア活動があるようです。いばらき中央福祉専門学校が参加して活動しているようでした。去年の5月に見ました。

 

千波公園ハナミズキ広場(千波町)
 幡谷祐一が理事長だったころ、茨城県信用組合が寄贈した椅子のようです。

水戸の椅子(18)

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水戸の交通安全碑

2024-06-16 21:38:58 | 水戸

大塚池(大塚町)
 大塚池の西端にある白山弁財天近くに、交通安全祈願碑があります。発起人は女性のようですが、昭和47年に岩上二郎知事の書で建てられたようです。

 

祇園寺(八幡町11-69)
 交通安全地蔵尊とあります。諸生党の水戸戊辰殉難慰霊碑(恩光無辺の碑)あたりにあります。

 

飯富町(飯富町36°26'21.8"N 140°24'53.5"Eあたり)
 昭和55年に、飯富の防犯協会と交通安全協会の発足15周年記念として建てられたようです。今は使われていなさそうですが、目が警告回転灯になっているようです。

 

関鉄観光バス㈱水戸営業センター(住吉町348)
 かつてこの地には水戸陸軍航空通信学校があり、当時飛行機事故が多かったそうです。それを憂えた藤田多美子は事故を防ぐためにと、自らの命をたったそうです。昭和40年に、バス会社となったときに、バスの安全も見守って欲しいと石祠を建てたそうです。

 

長福寺(塩崎町1135)
 交通事故遭難者供養塔とあります。昭和40年に茨城交通が建てたようです。長福寺の石段脇にあります。

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