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水戸の見て歩き

水戸のビワ

2024-06-13 21:19:24 | 水戸

 ビワ(枇杷)の季節のようですが、今年は豊作だそうです。名前は、実が楽器の琵琶に似ていることから付いたそうです。中国南部の原産だそうですが、本格的な栽培となったのは江戸時代末期に長崎へ中国から入った品種だそうです。葉は枇杷葉(びわよう)といわれて、咳止めなどの生薬として使われるそうですが、種には体内で青酸に変化する物質を含み、健康に問題があるようです。厚ぼったい緑色の葉の中に密集してみのる黄橙色の実は、夏の入口の雰囲気を大いに醸し出しているようです。下は、どれも個人住宅や農家で見た樹木です。写真で、上から下に移るに従ってだんだんと色づいていく様子がわかるようです。

 

新荘
 小木ですが、普通の家で、この木1本はとうてい食べ切れないことでしょう。写真左下に見えるのはアーティチョークのようです。(撮影5.22)

 

小吹町
 道路の面して広く茂ったビワです。ここでも実が一面になっていましたが、まだあまり色が濃くなっていないようでした。(撮影6.1)

 

元吉田町
 この木はもうだいぶ色づいているようです。冬に咲いたあまり目立たない花が、半年くらいかかって熟した実になるということなのですね。(撮影6.1)

 

本町
 きのう前を通ったところ、実がいくつも落ちていました。(撮影6.5)

 

五軒町
 この木ももう食べごろなのでしょう。秋のカキの実もきれいですが、今の時期に見られるビワの熟した様子もたいへん楽しめるようです。(撮影6.9)

水戸の梅の実(3)
水戸のクワの実

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