ヤマブキ(常磐神社 常磐町1-3-1)
バラ科。花の色が山吹色といわれるようですが、以前、酒にはこの色が付いていて、酒の代名詞にもなっていたようです。その後、古くなった酒を否定的な言葉として使ったようですが、最近、普通に売られる酒にこうした色のあるものが増えてきたようす。それがおいしいだけに、私などは大歓迎です。ヤマブキも喜んでいることでしょう。(撮影4/4)
サンシュユ(常磐神社 常磐町1-3-1)
ミズキ科。サンシュユは中国から渡来して、中国名・山茱萸の音読みがそのまま使われたようです。余り目だつ花ではありませんが、早春の花として有名なようです。常磐神社のサンシュユは市の保存樹に指定されているようです。三の丸の県立図書館の脇でも見られます。(撮影4/4)
ヒメリュウキンカ(栗田緑園 朝日町2432-8)
キンポウゲ科。ヨーロッパ産の園芸植物だそうで、それが野生化してひろがったようです。漢字では姫立金花だそうで、花の色からついた名前のようです。水戸ではあちこちの水辺で見ることができるようです。(撮影4/5)
トサミズキ(常照寺池 酒門町)
マンサク科。土佐で自生していた品種だそうで、花がかたまって咲くそうです。似た花のヒュウガミズキは花が3つだそうで、トサミズキは8つ以上あるそうです。百樹園(元吉田町2618-1)では、両方とも見ることができます。(撮影4/5)
チューリップ(千波湖南岸 千波町)
ユリ科。トルコから中央アジアあたりが原産地のようです。園芸品種としてたくさんの色や形のものがつくられているようです。17世紀初頭に、オランダでは投機の対象となり、チューリップバブルが起こったこともあったそうです。黄色と赤のチューリップが一般的なのでしょう。(撮影4/6)
レンギョウ(千波公園ふれあい広場 千波町)
モクセイ科。中国の原産で、レンギョウは中国語の連翹の音読みだそうですが、中国では別の植物の名前だったそうです。英語ではゴールデンベルというそうです。(撮影4/6)
ラッパスイセン(水戸市植物公園 小吹町504)
ヒガンバナ科。原産は地中海沿岸地方だそうで、ユーロッパで春を告げる花として広く栽培されているようです。ラッパと見立てた内側の副花冠はやや黄色が濃いそうです。かつてイギリスにあったウェールズ公国の国花だったそうです。(撮影4/6)
ビオラ(水戸市植物公園 小吹町504)
スミレ科。花の直径が4cmを境として、大きいものをパンジー、小さいものをビオラというようですが、その境はあいまいになっているようです。ともに、北米やヨーロッパを原産とするサンショクスミレを交配してつくられたものだそうです。(撮影4/6)
アブラナ(香取神社前 小吹町)
アブラナ科。かつて日本の農村の春を彩ったアブラナ畑はほとんど姿を消したようですが、それでもところどころにその名残は見られるようです。那珂川や桜川の河川敷ではあちこちで群生が見られるようです。似たカラシナは茎から葉柄がでて、それに葉がつくそうで、アブラナは葉が茎を抱きかかえるような形になるそうです。カラシナもけっこう繁茂しているようです。(撮影4/6)
セイヨウタンポポ(茨城県庁歩道 笠原町)
キク科。花のつけねにある総苞片(そうほうへん)が反り返っているのがセイヨウタンポポだそうです。花は明るくなると開いて暗くなると閉じるそうです。(撮影4/6)
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