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水戸の見て歩き

水戸で見た「バイカ(梅花)」がつく花

2024-06-12 21:35:32 | 水戸

 ウメとサクラは人気ある花なのでしょう、それを冠した植物はたくさんあるようです。今回は「バイカ(梅花)」を冠した水戸で見た花をさがしてみました。ウメの水戸では、こうしたものはもっと活用できるような気もします。

 

バイカイカリソウ(報仏寺 河和田町887)
 メギ科。日本の固有種で、普通のイカリソウの花にある、碇(いかり)のような距(キョ)がなくて、梅の花に似ている品種だそうです。

 

バイカウツギ(水戸市植物公園 小吹町504)
 アジサイ科。写真はセイヨウウツギだそうです。バイカウツギはそうとうウメに似ているようです。花の匂いがいいようで、香水の原料にもなるようです。

 

バイカオウレン(水戸市植物公園 小吹町504)
 キンポウゲ科。花弁に見えるのは萼(ガク)だそうです。牧野富太郎が好んだ花でもあるそうです。セリバオウレンは生薬として使われるようですが、バイカオウレンは使われないようです。

 

バイカカラマツ(水戸市植物公園 小吹町504)
 キンポウゲ科。北アメリカ原産だそうです。八重咲きがあったり色の違いもあるようで、人気のある園芸植物のようです。植物館で行われた山野草展で見ました。

 

リキュウバイ(バイカシモツケ)(報仏寺 河和田町887)
 バラ科。ウメザキウツギ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラなどという別名もあるようです。中国原産で、明治時代に日本に入ってきたそうです。茶人に好まれたので、リキュウバイ(利休梅)といわれたようです。

 

バイカモ(筑波実験植物園 つくば市天久保4-1-1)
 キンポウゲ科。これは付録です。きれいな冷水で育つ北日本で見られる水草のようです。山菜として食べることもできるようですが、絶滅危惧種に指定されている地区も多くあるようです。

水戸の梅の話題(26)

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