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水戸の見て歩き

水戸の二十三夜塔(3)

2018-11-29 19:10:23 | 水戸

 二十三夜塔などの石造物は、必ずしも寺社の敷地内ばかりではなく、道ばたにも建てられたようです。そうした二十三夜塔を、建てられた順に並べました。11月に建てられたものが多いようです。

 

大塚町(大塚農民館(大塚町1223-2)北側の道路沿い)
 二十三夜塔、寛政10年(1798)とあります。本尊である勢至菩薩のサクと読む梵字が刻まれています。ここには大きな出羽三山碑などがたくさん並んでいます。

 

酒門町(酒門六叉路信号西約100m)
 廿三夜供養塔、女人講中十五人、享和3年(1803)とあります。碑の左右側面は、道しるべになっています。

 

萱場町(セブン-イレブン水戸萱場町店(萱場町92-3)のある信号から道路東方約100m)
 二十三夜供養塔、文化7年(1810)とあります。上部に二十三夜の下弦の月と日が彫られています。ほかに子安観音2体、地蔵1体の石仏が並んでいます。

 

元吉田町(魚いちず(元吉田町1415-2)道向かい)
 二十三夜塔、嘉永2年(1849)とあります。子安観音等、全部で4基の石造物が並んでいます。

 

加倉井町(ハンサム自動車工場(加倉井町1253-10)斜め道向かい)
 二十三夜塔、松山・原講中、慶応元年(1865)とあります。となりには弘化3年(1846)の庚申塔があります。

 

鯉淵町(鈴木自転車店(鯉淵町3007-1)斜め道向かい)
 二十三夜塔、明治13年(1880)とあり、下部に17名の男性名が彫られています。いっしょに、地蔵、如意輪観音等、たくさんの石造物があります。

水戸の二十三夜塔(2)


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