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水戸の見て歩き

水戸の徳利(2)

2024-07-15 21:21:37 | 水戸

コバルト染付徳利(二の丸展示館 三の丸2-6-8)
 日新塾跡(成沢町366)から出土した徳利だそうです。首の部分には蛸唐草(たこからくさ)模様があり、胴部には松竹梅が描かれているようです。この形の徳利は、現在、お神酒徳利としてよく使われるようですが、当時はどうだったのでしょう。首の細さから見て、お神酒徳利のようにも見えます。

 

 

鈴徳利(十銭屋 泉町2-3-16)
 徳利の底が土鈴になっていて、中に陶製の玉が入っていて音がするそうです。お代わりをする時にならすのだそうです。以下3つの徳利はどれも十銭屋にありました。面白いもの、珍しいものを見つけるには、こういう店が絶対になけれないけません。

 

瓢箪徳利(十銭屋 泉町2-3-16)
 把手の付いた、つぎやすそうな瓢箪形徳利です。

 

狸燗徳利(十銭屋 泉町2-3-16)
 中央の穴は円錐状になっていて徳利を突き抜いています。お燗する時に、あたためる面積を広くしているのでしょう。

 

トックリキワタ(水戸市植物公園 小吹町504)
 ブラジル、アルゼンチンが原産の、アオイ科の落葉高木だそうです。幹が太くなって徳利状になり、実には綿がつまっているので、トックリキワタの名前がついたようです。

水戸の徳利(1)

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