ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の八角(1)

2019-07-07 19:13:16 | 水戸

仏性寺本堂(栗崎町1984)
 8角形の仏性寺本堂は、天正13年(1585)に江戸氏の家臣だった立原氏による外護のもとに建てられたそうです。元禄6年(1693)に東向きになったそうですが、平成26年、東関東大震災による被災からの復興の際、南向きの元の形に直したそうです。またこの時、屋根も銅葺きから茅葺きに戻したそうです。国の重要文化財ですが、茅葺きの八角堂寺院はここだけだそうです。

 

八卦堂(はっけどう 三の丸1-6)
 八卦堂は、弘道館記碑の覆い堂として、徳川光圀のつくった小石川藩邸後楽園内の八卦堂にならって徳川斉昭がつくったそうです。昭和20年の戦災で建物は全焼し、昭和28年に建物は復元されたそうですが、それまで石碑はそのままになっていたそうです。

 

吉田古墳(元吉田町345・347)
 前方後円墳が多かった古墳時代ですが、最後にあらわれたのが八角型の古墳だったそうです。吉田古墳はその一つだそうですが、壁面に線刻の刀などの絵があるそうで、そうした例はここだけだそうです。今は川砂で密閉して保存しているそうです。国の指定史跡だそうです。

 

八方神(大井神社 飯富町3475)
 8つの方角にふりわけられた神々を祀っているようです。8つある石造りのやしろが置かれている基壇が、八角形になっています。本殿右手奥にあります。

 

ハッカクレン(報仏寺 河和田町887)
 メギ科で、八角蓮と書き、ハスノハグサともいうようです。ハス科の蓮とは違う植物ですが、葉の形がそれほど切れこまないで、八角形に見えて、蓮のように見える葉もあるので、このようにいわれるようです。報仏寺境内の駐車場脇にありました。報仏寺ではクマガイソウやユキワリソウなども見ることができます。

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