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東証大引け、続落で9500円割れ 4カ月ぶり、TOPIXは反発

2009年11月20日 | 川柳

東証大引け、続落で9500円割れ 4カ月ぶり、TOPIXは反発

 20日の東京株式市場で、日経平均株価は4日続落。大引けは前日比51円79銭(0.54%)安の9497円68銭と、7月17日以来、約4カ月ぶりに9500円を下回・・・(11/20 15:23)>>続き

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【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(3)

2009年11月20日 | 川柳

【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(3)

関連タグ オバマアジア
  北核問題では、李大統領が国際社会に提案した北朝鮮核問題の一括妥結案「グランドバーゲン」という包括的アプローチで一致し、今後のロードマップについて話し合ったようだ。オバマ大統領が12月8日という日まで確定し、ボスワース北朝鮮政策担当特別代表を北朝鮮・平壌(ピョンヤン)に派遣すると発表したのは、オバマ大統領が朝米接触の性格を説明し、李大統領から了解を得たことを意味するものだ。北核問題が重大な山場を迎えた時期に、両国の大統領が従来の同盟関係を再確認する土台の上で、対北連携をより強化することで一致したのは励みになることだ。

  鳩山首相のアジア共同体構想、米国の一部から提起されている韓日中+米ロによる5カ国首脳会議体、事実上形をあらわした米国と中国によるG2体制、いずれもがアジアの政治・経済に地殻変動をもたらしている。米国だけが新アジアに適応しなければいけないのではない。韓国にも新アジアは挑戦と機会となる。李大統領は今年の春、新アジア外交の抱負を明らかにした。そこに長期的かつ具体的な内容を盛り込めなければいけない。主要20カ国・地域(G20)首脳会議を招致したからといって機内で万歳を呼ぶ幼稚な発想は捨て、米日中3国の利害が相反または調和する同地域で、韓国の能力に合う現実的な役割を見いだして、「新アジア外交」に形式を与え内容を盛り込むのが重要だ。

  アジア時代はすでに到来した。オバマ大統領の初の韓日中3国への訪問が、韓国にとって「新アジアという現実に目覚める機会」を与えたものならば、それだけでもありがたいことである。
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【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(2)

2009年11月20日 | 川柳

【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(2)

関連タグ オバマアジア
  オバマ氏に対する中国の冷遇はよりひどかった。オバマ大統領は中国の機嫌を損ねまいと、アジア歴訪前にダライ・ラマ14世との会見を断った。中国・上海で学生らと会う日程を受け入れ、同イベントを中国全土にテレビ中継しないという中国の方針に屈服した。オバマ氏は中国を「米国とともに、国際金融システムの整備、気候変動、核不拡散などといったグローバルな懸案を解決していくG2のパートナー」とおだてた。

  しかし、中国はG2の栄光を極力遠慮した。G2の地位を得れば、核問題で、イランへの制裁を支持し、二酸化炭素排出量を削減する負担を甘受しなければいけなくなる。中国3泊4日、日本23時間、韓国21時間というオバマ大統領の日程も、同氏の北東アジア歴訪の焦点が中国にあてられたことを示す。それにもかかわらず同氏は中国の胡錦濤・国家主席や温家宝首相から特に得たものがない。

  オバマ氏は人権と少数民族問題に関するコメントを最大限に控えた。人民元の柔軟性向上を求めたが、中国は沈黙した。オバマ大統領が具体的に北朝鮮の非核化を強調する際、胡錦濤・国家主席は「原論的に」韓半島の非核化を語った。天使と悪魔でも核不拡散のため、共に努力するということには一致できる。中国は8000億ドル(約71兆円)にのぼる米国債を保有する米経済の筆頭株主であることから、米国が中国にあれこれと指図できる立場ではない。

  オバマ米大統領が訪問したアジアはクリントン、ブッシュ氏らが訪問したアジアではない。

  オバマ大統領がアジアへ向かう前に米外交問題評議会(CFR)は「新アジアにおける米国」という報告書を発表し、米国がアジアの地域での活動や会議体制に積極的に加わるべきだと強調した。オバマ氏がその報告書を読んでいないわけがない。同氏は変わったアジアを実感できただろう。

  変わったアジア、特に日本と中国で傷心したはずのオバマ氏を友達として温かく迎えたのは韓国だ。韓米首脳会談の代表的な議題は北核問題と自由貿易協定(FTA)の批准だった。両首脳の共同記者会見で李明博(イ・ミョンバク)大統領が比較的率直に述べていることから、韓米FTAの自動車部門については韓国が譲り、再協議することで一致したもようだ。議会の批准に向けた苦肉の策とみられる。

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【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(1)

2009年11月20日 | 川柳

【ニュース分析】オバマ大統領が訪れたアジアは「昨日のアジア」ではない(1)

関連タグ オバマアジア
  



  オバマ米大統領、天皇に90度おじぎしたものの…

  ブッシュ前大統領は07年5月、イラク訪問を終えて東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳らと会う予定だった。しかしブッシュ前大統領はバグダッドで写真を撮るのがイラク戦争の遂行のためより重要だと判断し、ASEAN首脳らとの会談日程を取り消した後、イラクに24時間より滞在した。それはアジアが中東に押された事件だった。

  オバマ大統領は、米テキサス州フォートフッド陸軍基地で発生した、アフガニスタン配置を控えたイスラム教徒の陸軍少佐による銃乱射事件の犠牲者の葬式に出席するためアジア歴訪に向けた出発を一日遅らせた。オバマ氏はシンガポールのアジア・太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で同氏の演説を聞こうとした数百人にのぼる政界・経済界のリーダーを失望させた。それも間接的にアジアが中東に押された事件だった。

  この10年間、特にブッシュ政権の8年間、アジアは常に中東に押された。逆説的に、核問題のおかげで韓半島だけ例外であった。だからインドネシアで少年時代の一部を送り、米ハワイで成長し、環太平洋が自身の世界観づくりに直接影響を与えたと公言するオバマ大統領は「米国は太平洋国家」と確実に定義付け、米国の「アジア復帰」(Return to Asia)を念頭にアジア歴訪へ向かった。

  同氏は初の訪問先となった日本・東京のサントリーホールで行った演説で「米国初の太平洋系大統領」と明言し、米国は太平洋国家としてアジア・太平洋地域への関与(Engagement)を積極的に強化していくと宣言した。オバマ大統領は「米国は中国を封鎖せず、強力かつ繁栄する中国の登場を歓迎する」と明らかにした。

  しかし同氏の北東アジア訪問は順調ではなかった。日本で同氏を待っていたのは、日米関係を同等なレベルに再調整したいと宣言した鳩山首相だった。そうした鳩山首相との会談で、日米間の最大懸案である沖縄基地移転問題について合意に至れなかった。オバマ氏は日本の国王に対し、深々とおじぎをすることで日本国民の歓心を買おうとした。

  しかしそれもこれまでの「甲と乙」の日米関係を甲と甲の関係に変えようとする鳩山氏の野心を破ることはできなかった。鳩山首相はオバマ大統領との首脳会談を終えた後、お客さんを残しておいたまま、APEC首脳会議が開催中のシンガポールへ向かってしまった。鳩山氏以前の首相だったら、想像もできないことだった。

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