『ジーコの考えるサッカー』

質問：54『シュートに入る前に相手G.Kの位置が見えないのですが(-_-;)』　

ジーコ：シュートを蹴るときに、相手G.Kがどの位置にいるのかは、まったく問題になりません。
問題になるのは、ゴールから見て自分がどの位置にいるのか？です！
なぜかと言えば、シュートの際の大きなポイントが、「ゴールの隅を狙う」ことだから。
ゴールの隅を狙えば、キーパーは簡単にキャッチできません。
ですから、自分のポジションから見て、ゴールの左右どちらの隅を狙うのかが大切です。どちらの隅を狙えば、より確実に得点できるのか？その一瞬の判断の早さを養う必要があります！
では、どんな練習で、その判断を養えばいいのでしょう？
ドリブルでボールを運び、シュートを打つ。この練習の繰り返しが効果的です。
この時には注意点が2つあります。
①シュート自体の精度を高めること！
シュートの強さ、速さではなく、ボールが確実に狙った場所に飛ぶかどうか。それが重要です。

②この練習の時にG.Kの位置を確認しておくこと！
G.Kの位置は原則的にボールの位置で変わるのですから、「なるほど、ボールがここにあれば、キーパーの位置はあそこか」といった確認をするのです。

反復練習を繰り返し行えば、こうした瞬時の判断ができ、心に余裕がもてる。
そういった余裕ができれば、シュートもより確実にゴールの隅に飛ぶようになるのです。

日本代表の柿谷選手、うちの地元のカターレ富山のFW陣の活躍を祈って書いてみました(^_^)
DFラインの裏を狙う選手ならできて欲しいと思うしね。
コンフェデのネイマールはこの練習したかのようなゴールばっかりでしたし…（特にイタリア戦のニアの上隅をぶち抜いたシュートがそうだし）

とにかく、頑張って、です！！
面白くなるはずなんで(#^.^#)

続・仙台にて…

一昨日はサッカー日本代表対ウルグアイ代表の試合を宮城スタジアムまで行って見てきました(^_^)

試合のことを書いてなかったんで、個人的な感想を書きたいと思います。

2‐4で日本代表は負けてしまいましたが、DF陣は準備不足かなと思って見てました。
中途半端なクリアをスアレスに拾われ失点＋サイドからファーサイドへのクロスは完全にボールウォッチャーになって相手MFに得点奪われたのは…ヽ(￣д￣;)ノ
代表選手はやってはいけないと思います(-_-メ)
フットサルしてる女子にやられますよ～
ボールだけ見てて、スペース＋相手の位置を見てないなんて～(苦笑)
できてたら、2‐2で終わったはずなんで…

でもNHKでよくサッカー解説してる山本さんの言われた通り、ウルグアイ代表は守備がしっかりしてて、速攻をしてくるスタイルでした(￣～￣;)
ブラジル、アルゼンチンと長年対戦してる歴史があるから、ゴール前の守備は堅かったですね。
ペナはダイレクトシュートでないと打てなかったしね。
（ツータッチだと間に合わず）
中盤の守備もなかなか手強いのも感じました。
中央突破はさせなかったし、何度かパスカット見れたし、香川、本田選手の良さは中央では消してたしね(;´д｀)

気になったのは日本代表のSBのお二方、いまいちみんなと合ってない…孤立しちゃってるかな～と思う場面がいくつかあったんで、長友選手みたいに意思疏通してね！
①パスミスから速攻を許す②味方と距離がありすぎて、相手に2人挟まれボールを奪われる…周りを上手く使えず、気になりました。
ただ、柿谷、豊田選手は日数が少ないんで…もし本田、香川、清武、岡崎選手達といい連携が見れたら、もっと得点が取れるんでないかな～とも思いました(^_^)
あとは柿谷選手がジーコの言う「ゴールの隅を狙う」ができたら、強豪チームに対してもゴールが決まりそうかなぁと思います(#^.^#)

今のうちに悪い膿は出して、ワールドカップの時期には完璧に近い状態になればと思います！！
頑張って、サッカー日本代表！（特にDF陣）