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三国志展(九州国立博物館)はとてもオススメ!

2020年01月20日 01時00分00秒 | イベント・外出
 日中文化交流協定締結40周年記念ということで、福岡県の太宰府天満宮横にある九州国立博物館で開催された三国志展へ行ってきました♪
 
吉川英治の三国志や横山光輝の漫画三国志を読んでワクワクしたことがあるので、とても嬉しい企画です♪
 
今回紹介するものは2019/10/1~2020/1/5に開催されていたもので、現在展示は既に終わっていますのでご注意ください。
 
 特に、2008~2009年に発見された曹操墓の出土品が今回海外初公開というのは素晴らしいです♪
 
 今回は西鉄電車を利用して太宰府駅から歩いて行きました。
正月の混雑を避けるため参道は通らずに行きます。
そういう道があるとは知りませんでしたね。
 
なお、途中の梅ヶ枝餅屋で前売券を売っていたので1400円で購入しました♪
前売券がない場合は当日券は大人1600円でした。
 
↑三国志展の大きな看板
 
↑九州国立博物館
 
今回音声ガイドを550円で頼みましたが、なんとナビゲーダーは歌手の吉川晃司さんでした♪
 
↑音声ガイドの案内
 
 今回の展示会は写真撮影OKというのはとても嬉しく、これで皆様にも紹介できます。
今回162点もの展示があったようで、以下一部を紹介致します♪
まずあいさつがありました♪
 
↑ごあいさつ
 
↑ごあいさつ
 
そして三国志の主な歴史の説明がありました♪
勉強になります♪
 
↑主な歴史
 
 そしていきなりの関羽像は迫力がありましたね♪

武神として尊崇を集める関羽は16世紀以降の像は恰幅がよくなりひげも増えて誇張されているらしいですが、この像はそういった神格表現は採用されておらず真に迫っているようです。
青銅製で15~16世紀の明時代に作られたようです。
それにしても素晴らしいです♪
 
↑関羽像
 
 そして関羽と張飛像もありました♪
張飛が関羽に謝っている場面です。
 
↑関羽と張飛像
 
 それからもう一人の英雄である趙雲像もありましたね。
有名な長坂坡の戦いで、劉備の子・阿斗を無事救出した場面で、懐にその可愛い阿斗がいますね♪
 
↑趙雲像
 
 それから劉備の先祖、漢の先祖、中山王が持っていた豪華な酒壺や宝剣が興味深かったですね♪
美しいです。
劉備は物語の初期で、その宝剣を持っていて奪われたりしましたね。
 
↑酒壺や宝剣
 
それから儀仗俑がありました♪
張将軍の墓に副葬されていたものとのことで、董卓の武将だった可能性があるとは興味深いです♪
 
↑儀仗俑
 
↑儀仗俑
 
 それから興味深かったのは、三国志の時代は寒冷化が進んでいたということです。
恐らく寒冷化による不作で食糧は少なく、それが戦乱の原因だったのではとは思います。
そのため三国の人口は当時767万人と前後の時代より少なかったようです。
それにしてもあの広大な土地に767万人とはかなり少ないですね。
 
↑当時の気候と人口
 
それから武器の矢を発射する弩も興味深かったですね♪
 
↑弩
 
↑弩の説明
 
 
 その大量の弩から矢が放たれている様子が分かる展示は面白かったです♪
これは凄い!
これはインスタ映えします♪
 
↑大量の矢
 
↑大量の矢
 
それから「三国志」登場人物の中で、現在ある確かな印章は「曹休」だけとのことで、その印があったのは素晴らしかったですね♪
実際にこれが使われていたと考えるとワクワクしてしまいます。
 
↑「曹休」印の説明
 
↑「曹休」印
 
それから、今回の目玉の一つである曹操高陵のコーナーがありました♪
 
↑曹操高陵の説明
 
2008年~2009年に河南省の安陽市で曹操の墓が発見されたようです。
つい最近ですね!
副葬品に「魏武王」と記した石牌があったことが決め手となったようですが、場所は古記録の所在地とも同じだったようです。
 
↑曹操高陵全体の写真
 
↑「魏武王」と書かれた副葬品
 
 それから曹操は遺言で葬儀は簡素化するようにとのことだったようで、確かにこの曹操高陵は盗掘はあるにせよ質素だったようです。
遺言は守られていたんですね。
 
↑曹操の遺言などの説明
 
↑曹操高陵内部の写真
 
それからこの曹操高陵から白磁が発見されたのは注目を集めたようです。
というのはこれまで白磁の誕生は6世紀後半の隋の頃と考えられており、それを遙かに遡るためです。
 
↑白磁と白磁の説明
 
また映像の説明では、曹操の頭蓋骨も発見されたようです。
頭蓋の溝から60歳代と推定されるようで、実際の曹操の亡くなった年齢と一致するようです。
 
 それから、後漢時代の金製獣文帯金具は特に黄金色に輝き素晴らしかったですね♪
魏の文帝曹丕もあこがれたようです。
これは美しかったです♪
 
↑金製獣文帯金具
 
↑金製獣文帯金具の説明
 
なお、劉備や諸葛亮孔明の墓は、民衆から信仰の対象として祀られていることから、これらの墓は未発掘で内部の様子は不明のようです。
個人的にはぜひ発掘調査して色々と事実を明らかにして欲しいと思います・・・。
 
↑蜀の大墓の説明
 
また呉の皇帝陵の実態も、いまだ明らかでないようです。
 
↑呉の大墓の説明
 
それから最後に昭和57~59年に放送されたNHK「人形劇 三国志」の人形が置かれていましたね♪
ファンには堪らない演出ですね。
 
↑人形劇 三国志の人形
 
↑人形劇 三国志の人形
 
そして漫画三国志の原紙がありましたね♪
これらの場面は懐かしいです!
 
↑漫画三国志
 
↑漫画三国志
 
↑漫画三国志
 
 三国志展は当時の出土品などかなり充実していて、当時の歴史の勉強にもなりとても楽しめました♪
とても良かったと思います♪
次回、また新たな発見の三国志の展示を期待したいですね♪
 

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