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「自分の脳に合った勉強法(小沼勢矢)」という本はとてもオススメ!

2020年10月10日 13時00分00秒 | 

 「自分の脳に合った勉強法」という本は、自分の脳に合った勉強法が大切ということで、特に視覚・聴覚・触覚の中で、簡単な30の質問から自分は触覚(身体感覚)を利用した勉強法が良いとはナルホドと思いましたね♪

 具体的には各タイプ別に効果的な学習法は以下とのことで参考になります♪

1)視覚タイプ
・ビジュアル化(図やモデルを利用)
・視界をクリア(整理整頓)
・自分へのご褒美の写真等を見えるようにする

2)聴覚タイプ
・オーディオ教材を活用
・手の平を隙間が空かないようにお椀型にして耳の後ろに添えて音読(3Dサウンドか化)し記憶
・集中できるBGMを利用(著者の場合は雨の音)

3)触覚(身体感覚)タイプ
・とにかく手を動かしたり実際に触る(その箇所を手でなぞったりアンダーラインを引く、文中にメモ等)
・身体でリズムを刻み勉強
・触り心地や使い心地の良いお気に入りの勉強道具を理医用

また学習効果を最大化するには以下のレディネス学習が良いとのことでしたね♪
1 目標を明確化(定量的目標・定性的目標・中間目標・未来記憶をイメージ
2 前提を明らか
3 法力を定める
4 全体観をつかむ
5 お手本をモデリングする
6 タイムテーブルを作成する
7 同じ目標を持つコミュニティに参加

そして、フロー状態に入るキッカケ作り、休憩時間、すきま時間活用法、デジタルデトックス、構造化学習など参考になりましたね♪

それから、毎日以下の項目を振り返ることが大切ということもナルホドと思いましたね♪
・日付
・今日学んだポイント
・気づいたこと(変容した内容、ひらめいたアイデア等)
・より深く学びたいことや疑問点

そしてアウトプットの場を設けることにより、長期記憶化させるだけでなく学習内容の再構築を起こすことも大切ですね♪

「自分の脳に合った勉強法」という本は、自分に合ったそして効率的な勉強法の参考となりとてもオススメです!

以下は本書のポイント等です♪

・試験などの本番の「リハーサル練習をする」ことは脳科学的に見ても理にかなっています。脳のシナプスにはある特徴があります。それは「繰り返し活用しているシナプスは、強化学習によって太くなり、再現性が高まる」ということです。何度も繰り返し学習することで特定のシナプスが強化され、いつでも同じ成果が出せるようになるというのがシナプスの特性なのです。これは試験勉強でも同じです。できるだけ本番に近い形でのリハーサル対策をすることによってそのシナプスが強化されていきます。その結果、ほとんど緊張をしなくなるのです。

・やる気が高い状態を維持するには、ポイントは小さな成功を積み重ねるということです。小さな成功を積み重ねるという行為を繰り返すと、脳内ではドーパミンが分泌されます。勉強の場合であれば「今日は30分間資格勉強の勉強をするぞ!」と決めたのであれば30分後にタイマーをセットしてその時間は勉強に集中できたら、自分に何かしらのご褒美を上げるのです。「好きなお菓子を一口食べる」でもいいし、「5分間の休憩をとってリラックスする」でもいいでしょう。このように小さな成功を積み重ねた自分にご褒美をあげることで、脳は達成感を感じます。達成感を感じると、脳内ではドーパミンが分泌されやすい状態になります。その他にも、細かい中間目標を設定して、その目標が設定できたらお祝いをするといったことも有効でしょう。

・脳科学的に考えてみても、徹夜はするべきではありません。勉強をしたら必ず睡眠を取ってください。脳の部位で記憶に関わる重要な機能としては「海馬」があります。この海馬は短期記憶を長期記憶に変える働きがあると言われています。つまりこの海馬が発達していればいるほど、短期記憶が長期記憶化されやすくいわゆる記憶力がいいという状態になるのです。そして睡眠時間が長ければ長いほど、海馬の体積も大きいという結果がでています。つまり睡眠時間を長く取る子どもほど記憶力を司る海馬が発達しやすいのです。

・6時間睡眠が10日を超えると、徹夜明けと同じくらい認知機能が低下するという結果が出ています。徹夜した場合の作業効率はアルコール飲料7~8杯分飲酒した状態よりも悪化するので、6時間睡眠を10日以上続けている人は、飲酒したときと同じ状態で作業をしていると言えます。

・要領がいい人は、自分が望ましい成果を手に入れるための未来記憶をリアルにイメージするのがうまい人だということができるでしょう。だから、いきなり勉強するのではなく、合格するために必要な前提を明らかにして、その前提を達成するための勉強方法や計画を作成するのです。また明確な未来記憶をつくり出していると、人間の行動はその未来記憶を実現するために行動が促進されるという特性があります。

・勉強の3つの障害のことを専門用語で学習障害と言います。それは次の3つです。
1言葉がわからない
2階段の飛び越し(いきなり難しいことにチャレンジしすぎ)
3お手本の不在

・前提を明らかにするための質問の具体例は以下。
 目標を達成するために
 ・必要となる条件を挙げる
 ・考慮するべきこと
 ・あらかじめ踏まえること
 ・障害となる要素
 ・最低限抑えておくべきこと
 ・譲れないポイント
 ・こだわる必要性のある事柄
 ・やってはいけないこと
 ・手放さなければいけないこと
 ・止めなければいけないこと
 ・効果的な資源(リソース)
 ・役に立つ人物や情報
 ・あらかじめやっておくこと

・最初の5分間、集中して取り組む環境をつくることができれば、その後の脳は半ば自動的に作業興奮状態に入り、勉強中も高い集中力を発揮してくれます。大切なことは、勉強に取り組む最初の一歩をいかに早く踏み出すかです。

・各タイプ毎の勉強モードに入るスイッチの例は以下である
 ・視覚タイプ:未来記憶をイメージさせる写真を活用する
 ・聴覚タイプ:勉強モードに入るBGMを聞く
 ・触覚タイプ:お気に入りのアイテムや縁起物をスイッチにする

・スキマ時間の活用法のポイントは、ずばりスキマにやることをあらかじめ決めておくことです。「単語帳を読み込む」「〇〇のオーディオ教材を聞く」「用語集を覚える」など、あらかじめスキマ時間にやっておくことを設定しとくことがポイントです。

・スキマ時間にやることを決めるコツですが、できれば単語を暗記することや公式を覚えるなどの単純な反復学習が望ましいです。というのは、電車の中は注意を散漫させる要素がたくさんあり、複雑な応用問題を解こうと思ってもそもそも時間が足りずに考えている途中に降車するタイミングになってしまったなんてことも考えられます。そのためスキマ時間に取り組む勉強内容としては反復学習などの単純な内容を推奨しているのです。

・勉強モードのスイッチを入れやすくする方法として「場所に対する条件付けを行う」というアンカリングもあります。「この場所は勉強する場所なんだ!」と脳に条件付けをすることで、その場所に行くと、勉強モードの状態が促進されるのです。

・アンカリングをさらに強めるためには簡単なコツがあります。それは座る前にこれから座る場所を眺めながら「これからこの場所で勉強するんだ!」と自分に言い聞かせるのです。そんなに大きな声を出さなくて構いません。

・デジタルデトックスをして勉強に集中できる環境を整えましょう。「デジタルデトックス」とは、スマホなどのデジタル機器の電源をオフ(スマホの場合は機内モードでもOK)にすることで、デジタル機器からの情報を断ち切ることを指します。

・ある方の学び方で特徴的だったことの1つは「日本史を学びながら、同時に世界史も学ぶ」ということです。なぜそんな学び方をしているのかを聞いたところ、「日本で起きていることは、少なからず世界の影響を受けている。この因果関係が分からずに日本史だけを勉強していても、歴史の全体像はつかめないんだ」とのことです。まさに構造化学習で言うところの「文脈を把握する」という学び方です。

・問題や課題にぶつかったときには、以下のメタ認知質問を参考にしてみてください。
 ・今起きているできごとを解決できる人がいるとすれば、どのような人が考えられるだろうか?
 ・今起きているできごとは自分にどのような影響を及ぼすのか?
 ・このできごとに不安を抱いているとしたらどのような不安なのか?
 ・自分が抱いている怖れや不安といったネガティブな感情の根本的な要因は一体どのようなものなのだろうか?
 ・ネガティブな感情の背景にある本来の意図や欲求はどのようなものだろうか?
 ・何が分かっていない、もしくは理解できていないから、このような状況に陥っているのだろうか?

・エビングハウスの忘却曲線によれば、20分後には私たちは学んだことの42%を忘却し、1時間後には50%以上の内容を忘れてしまっていたという研究結果が出ています。このような脳の特性があるからこそ、覚える訓練と同時に思い出す訓練も必要だと考えています。そして思い出す力を高めるために効果的な方法の1つが振り返りをする機会を定期的に重ねることです。繰り返すことで、短期記憶であった学習内容が長期記憶化されていきます。

・振り返りノートをつける3つのメリットは以下の3つである。
 1 短期記憶を長期記憶化させることができる
 2 情報が体系立てて整理できる
 3 振り返りノートをつける時間は1日5分程度の短時間でOK

・振り返る項目は以下である。
・日付
・今日学んだポイント
・気づいたこと(変容した内容、ひらめいたアイデア等)
・より深く学びたいことや疑問点

・振り返りノートの気づきとは、外部からインプットされた情報を受けて、自分の内面でどのような変容が起きたのかを見つめて言語化することです。この「気づきをまとめる」という行為が、この振り返りノートの最大の特徴でもあります。一般的な学習では、情報の整理をして終わりだというパターンが多いのですが、それでは本当の学習とは言えません。知識習得だけで終わってしまっている段階では、本当の意味で学習効果が高まっているとは言えないのです。

・参考までに気づきを書き出すための質問として例は以下の3つとなります。
 Q今回の勉強から、いったいどのようなことに気づきましたか?
 Q感じたこと、実感したことはどのようなことでしょうか?
 Qひらめいたことやアイデアがあるとすれば、どのようなことでしょうか?

・振り返りノートを読み返すタイミングですが、私は就寝前に振り返りノートを読み返すようにしています。これは脳科学的な観点から考えても効果的です。脳は寝ている間に情報を編集し、整理してくれます。よく、朝起きたらアイデアがひらめいたという人がいますが、それも脳のメカニズムから言えば、寝ている間の編集機能が関係しています。普段から悶々と考えていることを寝ている間に脳が情報の整理をして、効果的なアイデアへと昇華させてくれたのです。そのため、振り返りノートも就寝前に読み返すことで、寝ている間すらも脳が効果的に学習をしてくれます。まさに睡眠学習です。

・ちなみにこの時、聴覚タイプの人は、振り返りノートの内容を音読しながら読み返すと効果的です。
視覚タイプの人は、特に重要だと思う箇所はアンダーラインなどを引いて強調したり、重要だと思う箇所はペンの色を分けて置くなどすると、視覚的にもひと目で学んだ内容が整理されて捉えることができます。
触覚タイプの人は、実際に読み返している箇所を手でなぞってみるといった方法も効果的です。勉強中に特定のリズムを刻んでいる人は、振り返りノートを見直しているときにもそのリズムを刻むといいでしょう。

・なぜ人に話すなどしてアウトプットの場を設けることにより学習内容が定着していくのでしょうか?1つは「学習内容の再構築が起きる」ということです。この学習内容の再構築こそが自分ごと化を促進し、学んだ内容が深い長期記憶として定着します。また点と点で点在していた情報を線で結んだり、面に仕上げるといった作業もこのプロセスで行うため、自然と構造化学習も促進されるのです。2つ目の理由は「分からないことが分かる」という点です。アウトプットをするために情報を整理していると、「あれ?ここはきちんと把握していると思ったのに、まだ全然わかっていないなあ」というケースが多々出てきます。この気づきがとても重要なのです。学ぶことの本質は「分からないことが分かること」だと私は考えています。

・同じ志を持つコミュニティに所属することにはさまざまなメリットがあります。1つ目は「代理経験が得られる」というものです。同じコミュニティに属する仲間の経験を代理経験することにより、あなたの自己効力感も高まります。自己効力感はいわばモチベーションの源泉です。コミュニティに属していることがそのままあなたのモチベーションを高めることにもつながるのです。2つ目のメリットは「相互メンターの役割が発揮できる」ということです。コミュニティに属する仲間同士がお互いのメンターになり得るのはコミュニティがもたらす大きな効果です。あなたが迷ったときは、もちろんコミュニティの仲間にアドバイスを求めることができます。これだけでも非常に心強い存在です。それ以上に大きなメリットは、あなた自身もメンターとして仲間の相談に乗ってあげることで、学んできた内容がより自分ごと化されていくことです。学習効果が最も定着するときは、アウトプットするために学習内容を再構築しているときです。コミュニティに属するとはその再構築の機会を手に入れることにもなります。

・計画通りに勉強が進んでいて結果も良好な時には、「なぜうまくいっているのだろうか?」と自問して、あなた自身の成功要因をまとめ上げることが大切です。あなただけの成功ノウハウをここでしっかりとつかむのです。この成功ノウハウがあなたの貴重な財産になります。箇条書きで構わないので、成功した要因をしっかりと言語化しましょう。成功ノウハウをつかんでおくことができれば再現性が高まります。

・計画通りに進んでいるが、結果は出ていない場合は、そもそもの計画を見直す必要があります。計画の再構築が必要になるのです。この場合、自分一人ですべての問題を解決しようとするのではなく、お手本や同じコミュニティの相互メンターにアドバイスを求めましょう。もし身近にそのようなアドバイスを求められる人がいない場合には、インターネットや書籍から情報を得ることも効果的です。

・これからの日本に求められる教育は「詰め込み型教育から創造型教育への転換」です。

・日本の多くの企業でも「チームで生産性を高める」ということが課題の一つとなっています。特に人財的にも資金的にもあらゆる側面で制約のある中小企業の場合は「チームでパフォーマンスを高める」という考え方が必要不可欠です。


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