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いつまでもデブと思うなよ(岡田斗司夫)

2008年02月22日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この本は、作家・評論家・大阪芸術大学客員教授で㈱オタキング代表の岡田斗司夫さんが、1年で体重を117kgから67kgへ減量した話等をまとめたものです。

 お金をかけずに、苦しいことも痛いこともせず、○○ばっかり食べることもせず、絶食もせず、脂肪吸引もせず、スポーツジムにも通わず、特殊なサプリメントを飲んだわけでもなく、ロデオボーイもサウナスーツも買わず、エステにも通ったわけでもありません。

どちらかというと、辛いことより楽しい思い出の方が多かったようです。

 その減量方法とは、レコーディング・ダイエットです。レコーディング・ダイエットとは、「記録することによるダイエット」であり、記録するという行為の積み重ねによって自分の行動管理を目的とするものです。



この本はやせたいと思っている人や、なぜ太ってしまうのか知りたい人にはとてもオススメな本です!

太る本質をついていて、とても納得しました。やはり摂取カロリーで体重は決まるのだと思います。以前紹介した「30日間マクドナルド生活」にも通じる内容だと思いました。


以下はこの本でポイントだと思った点や面白かった内容です。

・レコーディング・ダイエットは以下の6つのフェーズで進行します。
1.助走
2.離陸
3.上昇
4.巡航
5.再加速
6.軌道到達

・「1.助走」のポイントは、①体重を毎日計る、②口に入れたものすべてをメモする、③ガマンせずに何でも食べる。それだけで5ヶ月の間に10kgやせてしまった。

・並外れて太っていた私は、当然、「並外れて太る行動」を取りつづけていたのだ。けれどかつての私は、それにまったく気付いていなかった。自分が太っているのは、太っていない人に比べて、何か別に原因があると思っていた。

・あなたの体重は、あなたの無意識の「太る行動」でようやっと維持されている。その維持するという努力をやめるだけで、あなたの体はやせはじめる。とりあえず今は「まず現状を知る」というところからはじめよう。自分が太っているのは、実は「太り続けるような食事・行動を取っているから」という事実を知ること。その「太り続けるような食事・行動」とは具体的になにか?を特定すること。

・「2.離陸」のポイントは、①体重・体脂肪率を毎日計る、②口に入れたものすべてをメモし、カロリーを計算する、③どうやれば総カロリー数を減らせるか想像してみる。でもガマンはしない。

・あんがいカロリーが高いのはパン。おやつ感覚で気軽に食べていたけれど、菓子パンも惣菜パンも、驚くほどカロリーが高い。大して甘くないメロンパンも高カロリーだ。アップルパイ系など、とんでもない数値が書いてある。私の好きな惣菜パンも同じくカロリーが高い。いつも食べているサンドイッチは、1パック300~400kcal。カレーパンやあんドーナツなどもすごい。

・ある実験をしてみた。パンの棚の前に立って、一番好きなパンを手にとってカロリーを見る。やっぱりだ。他のパンと比べると、一番カロリーが高い。おにぎりの棚で一番好きなツナマヨネーズを手にとる。やっぱり一番カロリーが高い。お弁当の棚の前に立って、一番食べたいスタミナ弁当を手にとって見る。もちろん一番カロリーが高かった。ファミレスでも試してみた。一番食べたいメニューを選んで、カロリーを見る。2100kcalだ。まさかと思ったけど、メニューの中でもよりによって最高カロリーのものを選んでみる。一番頼みたいサイドオーダーメニューを選んでみる。「から揚げ&フライドポテト」「サイド餃子」だ。もちろん、一番カロリーが高い。スイーツが特別に好きじゃないので、自分がそこまで太るものを選んでいるとは思っていなかった。が、実は効率よく太れるように、日々いかに努力し続けていたか、身にしみてわかってしまった。

・毎日の食事のカロリーを調べて書き込んだり、他のカロリーを調べたりしていると、同じくらい食べたい気分なら、こっちの低カロリーにしようかという気になる。こんなことを一週間も続けたら、もう、どうしてもダイエットしたくなってしまう。だって、メモするだけでやせているのだ。これがカロリー計算をして、ちょっと食べ物を入れ替えたりガマンするだけで、もっと簡単にやせられるとわかってしまう。1日の合計が、6000kcalとか4800kcalも食べているのに、もしそれを1500kcalとかにしたら、いったいどれくらいやせられるだろうか。

・「3.上昇」のポイントは、①体重・体脂肪率を毎日計り、口に入れたものすべてをメモし、カロリーを計算する、②一日の摂取カロリーを年齢・性別にあわせて決め、それを守る、③食べ過ぎても後悔や反省はせず、翌日からのフォローで切り抜ける、④毎日、水を2リットル飲む。

・目標カロリーを下回った無茶な食べ方をしないこと。もっと早く落したいと1日1000kcalといった無茶をする人もいる。絶対にしてはいけない。数日あるいは1~2週間のうちに、必ず反動がくる。必ず目標カロリーまで食べ、それ以上は食べないだけにしてほしい。また無理に運動しないこと。減量というのは体に相当負担がかかる。そんな時期に運動などやってはいけない。それから記録をなにより優先すること。レコーディング・ダイエットの本質は「記録すること」であって、「カロリーを抑える」のは二の次だ。このダイエットにおいて失敗とは「食べすぎ」ではない。「食べすぎ」よりも、「記録していない」方がずっと失敗なのだ。

・「4.巡航」のポイントは、①75日目あたりに体調の変化がある、②体重や体脂肪は、脈動的に変化する、③停滞期はいろんなダイエット法を併用して乗り切ろう、④豆乳野菜ジュースはオススメ

・75日目あたりに「飢餓感と落ち込み」が1~2週間続く。はっきり言って、かなり辛い。ダイエットで2~3ヶ月で挫折する人が多いのは、みなこの「75日目の変化」に抗えないせいだろう。体は、あらゆる信号を使って、元の太った体重を取り戻そうと、欲望や不安をかきたててくるのだ。しかし、1~2週間ガマンしさえすれば、この「飢餓感と不安」はウソみたいになくなる。体がついに抵抗をやめて、「やせること」を認めるようになる。ふたたび、体重が減るのが嬉しくてたまらなくなり、周囲にダイエットの素晴らしさを吹聴したくなる。

・落ち込んだとき、くじけそうになったときこど、自分の記録を見直すのだ。「もうダメだ」「もう限界だ」と落ち込んでいる時は、人間かならず「1人で思い込み」の中に落ちている。そういうときには、自分の今までの記録を見る。「○ヶ月もがんばってきた」「○キロも体重が減った」「毎月○キロのペースだ」といった客観的データは、驚くほど力強い励ましになる。辛くなったとき、もうやめたくなったときは、ぜひ、記録を見直してほしい。

・毎朝、豆乳200cc、野菜ジュース200ccを混ぜ、朝食がわりに飲む。これを飲むと不思議と食欲が抑えられる。もちろんお腹はすくが、強烈な飢餓感にみまわれることがなくなる。その上、食べていても途中でちゃんと「お腹いっぱい」になって、途中で食べるのをやめられるようになるのだ。「ビタミンやミネラルが不足している」というからだのサインが解消され、純粋にカロリーさえ足りれば満腹のサインが出されるのだろう。朝食は豆乳野菜ジュースと決めてしまえば、残りの1日のカロリーは1300kcal~1250kcalもあるから、昼・晩のメニューが組み立てやすい。間食も可能になる。

・「5.再加速」のポイントは、①食べ物の好みの変化に気をつけよう、②「満腹」や「ちょうどいい」の直前、「まだちょっと足りない」で食事をやめよう、③「○○が食べたい!」という欲望ではなく、「○○を欲しがっているな」という体の欲求を自覚しよう

・「6.軌道到達」段階に達するということは、「必要な分だけ食べたら、努力なしに食べるのをやめられる」という状態になっている。この段階でついに、ダイエット生活は卒業だ。




<目次>
序章 1年で50キロやせたよ
 成功するダイエットは楽しい。精神力も我慢もいらない最高の娯楽である。
第1章 「見た目主義社会」の到来
 学歴主義社会は終焉した。見た目重視の現代社会で確実に損をする存在が「デブ」なのだ。
第2章 ダイエット手段の格付け
 MBAや英会話にあくせくするくらいならば、まずやせるべきだ。それも楽しく効率よく。
第3章 助走・太る理由
 デブの正体。それはカロリーという名の不良債権を増やし続ける多重債権を増やし続ける多重債務者である。
第4章 離陸・カロリーを計算してみる
 好物イコール高カロリー。ネットを駆使して判明したのは冷徹な事実であった。
第5章 上昇・カロリーを制御する
 ついに浮上開始。1週間に1キロの驚異のペースで私は軽くなっていった。
第6章 巡航・いろいろやってみる
 太ろうとする我が体との騙し合い、駆け引きが始まる。勝つのはどっちだ。
第7章 再加速・体の声を聞く
 欲望型から欲求型へ。体が本当に欲するものが何かが見えてきた。
第8章 軌道到達・ダイエットの終わり
 0.5%の狭き門を突破。自己コントロールできる方法を手に入れた。
終章 月面着陸・ダイエットは究極の投資である
 重力から解放され新しい体を手に入れると、そこは別世界だった。


面白かった本まとめ(2007年)
面白かった本まとめ(2006年)
面白かった本まとめ(~2006年)


<今日の独り言>
 松居一代の超おそうじ術を参考に、初めて敷布団を水洗いしてみましたが、水を吸い込んで重い重い!でもかなりきれいになりました!これで運気も上がりそうです^_^)

コメント
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