ブログ「教育の広場」(第2マキペディア)

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ヘーゲルの目的論

2006年12月03日 | 業績一覧
     ヘーゲルの目的論

牧野紀之編訳著、鶏鳴出版、1975年5月初版
  B6版並製、232頁、定価1365円(本体1300円+税65円)
 ISBN4-87484-012-4

   内容説明

 労働と言葉というものをマルクスとエンゲルスとヘーゲルとパヴ
ロフがどう理解したかを、原典の克明な読解を通じて追求したもの
です。

 それぞれの翻訳に細かい注がついています。『労働と社会』の姉
妹編です。

 「本を読んで考えるとはどういうことなのか、自分の頭で考える
とはどういうことなのか、そのためにはどういうことに気をつけて、
どういう努力をしたらよいのか。こういうことを考えていただけた
ら、この本を出した意義はあったと思います」
 (「まえがき」より)

    目  次

 まえがき

 サルの人間化における労働の役割(エンゲルス)

 (エンゲルスの小論文を訳して細かく検討したものです)

 伊藤氏の「原典解説」を使ってみて(牧野紀之)

 (伊藤嘉昭氏の「原典解説・サルの人間化における労働の役割」
を細かく検討したものです)

 労働過程論(マルクス)

 (『資本論』の中の「労働過程論」を訳して注釈を付けました)

 目的論(ヘーゲル)

 (ヘーゲルの『小論理学』の中の目的論の部分を訳して注釈をつけ
たものです)

 条件反射(パヴロフ)

 (原文はソヴィエト大百科事典のために書き下ろしたものです。
それを訳して注釈を付けました)


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