昨年の夏から炭水化物の摂取を控える食生活に変えたからか、抗がん剤の服用によるものか、便秘気味になってしまった。
ネットで食物繊維や善玉菌など色々取り寄せてみた。
茶麹をサンプルから定期購入にして余分めに飲んでみている。
なかなか一朝一夕で快通とはならないが、麹屋さんの3代目社長さんの本と乾燥塩麹が送られてきた。
本を読んで麹に目覚めたわけじゃないが、茶麹だけでなくHPでお祖父さんの初代が手がけた河内菌で造られた生マッコリも取り寄せてみた。
韓国のどぶろくマッコリも河内菌で造られているらしい。昭和20年の夏、工場の焼け跡で戦前から種麹の製造を手伝っていた韓国人従業員に焼酎の父源一郎さんが「河内菌を持って韓国に帰りなさい」と持たせ韓国の焼酎が河内菌で造られるようになったということのようだ。
そして、実は置戸時代、母が米麹を作っていた。
母が24時間、麹室(むろ)の温度管理をしていた記憶はある。
今思えば、蒸した米に麹菌を生やす作業をしていたのだから小学校に上がる前の私が母にくっついて室に入っていたら雑菌とか持ち込んで失敗したりとかはなかったのだろうかと心配になる。
それにしても、いつからどんな風に麹作りをしていたとか、まったく話しを聞いていなかった。
今さらながら、父の話しも母の話しも聞いていなかったと気づかされる。
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