冷蔵庫がリタイア

昨日の晩に冷蔵庫が急に腰砕けしてしまった。

製造年を忘れてしまったが、オカンによると昭和からの付き合いだという。

今風に言えば、電気代かかりエコでないだろなとは思っていたけれど、PCと違ってなかなか買い替える話しにはならなかったものだ。

冷凍食品も解凍されふにゃふにゃになっていた。
アイスも解けてしまった。

主婦がいないような状況下、慌てて家電店へ走った。

動物は人目につかず死ぬと言うが

夏日が続くところでオカンが車庫に行くたび「魚干しているような臭いがする」と言っていた。
鼻詰まりの私には、全くわからない。

ウチの車庫のシャッターは全部閉めると渋くて下が空いたままにしてあって冬には猫の足跡が雪に残っていることがあった。


朝アッシーの後、少し涼しいうちにと棚の覆いに立掛けた板をよけ穴埋めの段ボールを片付けてみた。

黒猫が横たわっていた。
硬直していた。


ずっと前に車庫のタイヤの陰のがらくたを積み上げた棚でがらくたの後ろで猫が死んでいたことがある。

私は忘れてしまったがその時は子ども達の具合が悪くなって吐いたりしたと言う。


今は、小さな子どもはいないが年寄りがいる。

片付け終わったら、ベッドで眠ってばかりいた母が車椅子に乗ってではあるが茶の間に長い時間いる。

見つけてくれと信号を送って来ていたのだろうか。
どこかの飼い猫かわからないが、成仏するよう、朝のお勤めをさせてもらった。